肺炎球菌ワクチンの助成
必要のない市民活動センターを止めて浮くカネは、肺炎球菌ワクチンの助成に使え。高齢者は風邪をひいただけで肺炎になる危険が大きくなる。肺炎は治りにくく、しばしば命にかかわる。高齢者にとってインフルエンザが怖いのはそれが元で肺炎になるからだという。
東京の板橋区では、老人には全額助成し無料で肺炎球菌ワクチンを打っている。長野県のある町では、助成してほとんどの老人にワクチンを打ち出してから、医療費が目に見えて減った(参考記事)。
沼田も高齢者が多い。このワクチンは、四千円から八千円と高額である。だからなのだろう、効果はわかっているのに、政府は打て、と勧められないできた。
北海道の沼田町は、六十八歳以上の老人に一律二千円でこのワクチンを打っている。町は一人四千円の補助をしているのだという。
星野市長よ、必然性の薄い、市民が疑問視しているセンターなど、すっぱり諦め、浮いたカネをワクチンの助成に使え。医療費も減るから、決して損はしない。高齢者から命の恩人と崇められるぜ。(峯崎淳)
(肺炎球菌ワクチンは有効期間が五年とされているが、医者の間では一生に一度でいい、と言われている。賢くてカネに余裕のある老人は自費で打つ。賢くてもカネに余裕がなければ、肺炎のリスクに怯えながら生きるしかない。希望する高齢者全員に助成するべきだ。)
沼田市の75歳以上の人口は約7000人、5年に一度接種として、毎年の対象者は1400人。全員希望するわけではないから、年1000人みれば十分でしょう。一人4000円の助成にかかる費用は、年400万円。65歳以上に拡充しても、約800万円程度。
市長が決断すればすぐにでも出せる金額ですね。まして、これで、医療費が減るとなると。
なお、関連記事「沼田は平成姥捨て山か」もご覧下さい。腹が立ちますが。
http://numata-city.kazelog.jp/numata/2008/04/post-7821.html
投稿: 杉山弘一 | 2009年8月28日 (金) 08:14