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2009年8月23日 (日)

小さな街で起きた大きないじめ事件2

-いじめは大人社会の反映である-
 『小さな街でおきた大きないじめ事件 -いじめに過去はない』の続きを報告したい。
 いじめは「大人社会の反映である」とか、「日本のシステムと関係している」とかよく言われるが、沼田市はこの言葉どおりに動いている街だと痛感した事件であった。

 市教委が隠ぺいした報告書を県教委に提出したので、県教委に電話をすると、県の指導主事はこう言った。

 「報告書が正しいかどうかは、どうでもいいことだ。県はいちいち報告書が正しいかどうかを調べることは出来ない。」と……。

 話にならないので、私は知り合いの前橋市の女性県議A氏と県教育委員会に行った。県の教育課長、教育庁秘書、問題の指導主事、他、四人と女性県議A氏、私の六人で話をした。 

 女性県議A氏は、「これはセクハラです。私は沼田市まで行って事件を調べてきました。これは政治的関与があったと疑われても仕方のない事実です。」と言った。

 それに対して、県の教育課長からは、次の三つの回答があった。先ず、教育事務所が県の出先機関なので、今日の話し合いの内容については教育事務所に報告すること、次に県教委は直接学校に指導することは出来ないこと、最後に、私に沼田市に帰り、もう一度今日ここで話した内容を市の教育長と話をするようにということであった。

 その後、この件について、県議A氏は、沼田市の教育長と沼田市長との面談をもとうと何度もコンタクトを取ろうとしたが、教育長も市長も面談に応じなかった。県議A氏は県民局長と知り合いなので、沼田まで局長に会いに来て、市長との面談を場を設けるように依頼したが、その要請にも市長は応じなかった。

 最終的に、教育長をのぞく市教委の教育部長と教育課長と県議A氏と私四人で話し合いを行った。県議A氏は「これは政治的関与があったと疑われても仕方のない事実だ。いじめの中でもセクハラは特に許せない」と強調した。私は今回のいじめ事件について、再調査、再報告書の提出を求めた。しかし、市教委は何もしなかった。教育部長は私に「なぜ前橋の県議をつれてきたのかと尋ねてきた。」私は沼田市の県議は、知り合いを通じて何度もコンタクトを取ろうとしたが、話を聞くことすらしなかったからだ。」と答えた。また、「市長とは会わないのか」と聞くから、私は「手紙を書いたり、市会議員を通じて面談を申し込んだりしたが、何の返事もなかった。」と答えた。

 私は、おそらくこの街からいじめはなくなることはないだろうと思う。いじめは大人社会の反映そのものだからである。『小さな街でおきた大きないじめ事件 -いじめに過去はない-』に木暮氏が、コメントされているように、このいじめ事件で一番悪いのは、いじめを見逃し、ウソの報告書を書いた担任とそれを承諾した校長である。そして一番問題なのは沼田市長である。
                                   ペンネーム  ざしきわらし

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