海外でプレーする以上、避けては通れないのが時差ボケ対策とメンタルのコントロールだ。香川は14日の練習後、「日本時間に合わせてますけど、夜中に起きたりする。まあ、寝れなければ、寝れないでそれで大丈夫と思うしかない」と苦笑いを浮かべた。
日本代表として戦う上で大事なことを聞かれ「メンタルの部分が大事」と断言。その上でこう続けた。「マンUとかは日本人みたいに細かくない。神経質じゃない、ずぶといところを見習いたい」。すでにマンUで海外遠征を経験。トッププレーヤーのコンディション調整を目の当たりにした。出した結論が「ずぶとくなる」ことだ。同じ札幌ドームで行われた昨年8月の韓国戦では2ゴールを挙げ、C大阪時代も09年4月19日の試合ではスーパーゴールも披露。「Jリーグ時代から、ここではゴールできるイメージある」。香川がゲンのいい場所で貪欲にゴールを狙う。(荒川敬則)