市民参加を阻止したい面々?
先日、名前だけ変えてもと題した投稿をした。その中で、7月1日に開かれた、「(仮称)沼田市市民活動支援センター設立準備会」の第2回会議の議事録を引用して、同準備会のあり方を批判した。
ところがクリックしても同議事録が表示されないのである。リンクミスをしたのだろうと思って何度も確認をしたが、ミスはしていない。そこで、市のホームページを確認したところ、同議事録が削除されている(8月1日現在)のだ。いったい、これはどういうことだろうか。
市民参加のための審議会の議論に一般市民が批判する。かつて、市民参加検討会議が提言したことであるが、これこそ市民参加である。それを嫌がって、市民参加が進むはずがない。もし、同準備会の委員が削除を求めたのだとしたら、一体何のために委員になっているのだろうか。それとも、事務局が気を回して削除したのだろうか。
いずれにしても、意図的に議事録を削除したとすれば、歴史に残る愚行である。情報公開度最下位の沼田市でなければ出来ないことだ。
この際、第1回の議事録も引用して批判しておくこととする。
第1に、同会議では、正副会長の選任が最初の議題となったが、こんな呆れた決め方がなされているのである。
昨年の設置検討委員会と同様に、会長に宮﨑委員、副会長に後藤委員、林委員が推薦され承認されたが、林委員は欠席のため後日確認することとなった。
欠席した委員を副会長に推薦する委員も委員なら、欠席したのにこれを受ける委員も委員だ。こういうのを談合という。いかにも談合のまち沼田らしいが、こんな茶番はそろそろ止めた方が良い。
第2に、同会議では、以下のように市民に関心を持ってもらおうとしているのではなかったか。
具体的に、どんなPR方法があるか、市民に広めるため、関心を持ってもらうことも、今後考えていかなければならない。
議事録を削除したら、一般市民は知りたくても知りえない。もう、こんな矛盾だらけの議論は止めた方が良い。
なお、市民に広めるため削除された第2回の議事録(削除したつもりでも実はキャッシュに残っている)と削除されそうな第1回議事録を以下に保存しておく。(杉山弘一)
(仮称)沼田市市民活動支援センター設立準備会 第2回会議 概要
開催日時
平成21年7月1日(水曜日)午後6時30分~午後7時50分
出席者
宮﨑会長、林副会長、後藤副会長、高橋(長)委員、井上委員、 倉澤委員、中村委員、青木委員、佐川委員、山田委員、、高橋(美)委員、森田(経)委員 以上12名
事務局:飯田交流推進課長、原協働推進係長、石井副主幹
協議事項
○ センターの運営体制について
○ センタースタッフの人選について
○ センターの名称について
○ その他
配付資料
・センターの運営体制について
・センタースタッフの人選について
・センターの名称について
審議状況
審議経過
○ 事務局説明後、協議事項について一括協議
結論
○ センターの運営体制について
・ 設置検討の報告書に基づく、基本的な役割について、議論されたが、今後の運営委員会に参加していただく団体の検討までは至らなかった。
○ センタースタッフの人選について
・ センタースタッフの人件費を考えると人選は大変難しい。ボランティアの熱意と経済的な裏付けがないとできない仕事である。広く公募し、熱意があり、経済的裏付けのある人材を発掘する。そのためにも、市民にセンターの役割や必要性の周知を図ることが必要であるとの意見でまとまった。
全戸配布の文書を作成し、センターの周知とともに、センター長及びスタッフの公募を行う。
○ センターの名称について
・ センターの名称は、市民活動の自立性や行政との対等性を考慮し、「支援」という文字を削除し、「市民活動センター」という意見でまとまった。そして、愛称(セカンドネーム)をスタッフの募集と同時に公募を行う。
上記のとおり、センタースタッフの人選方法と、センターの名称については市長に報告することとする。
○ 次回会議
・ 7月中旬、正式な日程及び場所は後日事務局より連絡。
(仮称)沼田市市民活動支援センター設立準備会 第1回会議 概要
開催日時
平成21年6月12日(木曜日)午後6時30分~午後7時50分
出席者
宮﨑委員長、高橋(長)委員、井上(政)委員、倉澤委員、中村(祐)委員、青木委員、佐川委員、山田委員、後藤副会長 以上9名(欠席:林委員、高橋(美)委員、森田(経)委員)
市長、飯田交流推進課長、原協働推進係長、石井副主幹
協議事項
○ 正副会長の選任
○ 設立準備会の所掌事項について
○ センター開設までの流れについて
○ 意見交換 配付資料
配付資料
・(仮称)沼田市市民活動支援センター設置及び運営に関する報告書・・資料1
・設立準備会の設置及び運営に関する要綱・・資料2
・支援センター開設フロー・・資料3
・支援センター関係予算書抜粋・・資料4
・支援センター県内設置状況・・資料5
審議状況
審議経過
○ 自己紹介の後、正副委員長の選任について協議。
○ 事務局より、設立準備会の所掌事項とセンター開設までの流れについて説明後意見交換。
結論
○ ○正副会長について
・ 昨年の設置検討委員会と同様に、会長に宮﨑委員、副会長に後藤委員、林委員が推薦され承認されたが、林委員は欠席のため後日確認することとなった。
○ 意見交換
・ スタッフの選び方や、支援センターの市民への説明などについて、意見交換がされた。次回までにそれぞれが具体的に考えておくこととする。
○ 次回会議
・ 7月1日(水)午後6時30分 場所は後日事務局より連絡。
主な意見
○ 意見交換
・ スタッフの選び方の基準をどうするか。時間の制約もあり、学識、実践、責任感のある人材が必要になるが、人件費の関係があるので、選考が難しい。
・ 知識などは、今後の研修や、実際にやっていく中で身につけていただければと思うが、市民活動や市民協働について熱意のある方が見つかればいい。
・ センター長の能力がかなり大きいと思うので、その選任が一番の問題になる。
・ 時給も問題があるが、専門職となると20時間だけというのでなく、もっと働きたいとなる。利根沼田で遊んでいる人がいないので、不安な材料。やはりセンター長の舵取りが重要。
・ 最初から専門的な人を見つけるのであれば、全国的に公募しなければならない。それには相当な給料も出さなければならない。しかし、地域にあった人でないと困る。
・ 退職してある程度年金をもらって生活はどうにかなる人がいれば金額的にはなんとかなるが、すぐには年金がもらえない人もいる。次の段階で具体的に考えていく。
・ 会議は2週間に1回のペースで委員の都合を把握しながら開くことになる。短い期間で立ち上げなければならないので、それぞれが具体的な考えをお願いしたい。
・ 市民の大半が、支援センターの設立についてわからないと思う。名称の募集をしていくにも、わかりやすく説明したものを出して、募集することが必要。具体的に、どんなPR方法があるか、市民に広めるため、関心を持ってもらうことも、今後考えていかなければならない。
・ 社会福祉協議会では、市から5年間の指定管理を受けている。社協としても、理事会や評議会に報告しなければならないし、責任の問題なども明確にしなければならない。また、社協では長い間「ボランティアセンター」として、まとめ役をやっていた。民間の「ごったく広場」もあるので、新しくできるセンターと協力していかなければならないと思う。
・ これからのボランティアは、福祉関係だけでなく、退職した高齢者の方が増えるので、何をしていいかわからない。どこに行っていいかわからない人がいると思うので、センターはますます必要になると思う。
信じがたい事です。
「情報公開が市民参画を阻害する」と言っているのと同義です。
「それでも宇宙は回っている」と言い張っているようなものです。
投稿: 白井基勝 | 2009年8月 2日 (日) 13:10
記事を見て興味が沸いたので市の担当係に次回会議の日程を聞きました。
次回会議は、8月12日18:30から、市役所の中会議室とのことです。
ただし、会議は非公開で傍聴は出来ないとのことです。残念!
投稿: 傍聴希望市民 | 2009年8月 3日 (月) 14:54
さすが情報公開度ランキング12位の沼田市、やってくれますね。いっそ、削除した人間と、それを指示した人間も市役所から削除したら? そこまでするのは酷だろと言うなら、どうだろう、多少の温情を加味して、この人たちの顔を黒塗りするっていうのは? 恥ずかしいぞ。
投稿: ストーンズ | 2009年8月 3日 (月) 14:59
人件費を考えると人選は難しい。だから、ボランティアの熱意と経済的な裏付けがないとできない仕事である。ということは、つまり、生活に困っていない人にお願いしたいってことでしょう。虫がいい、というより、大人の言うことじゃないよね。
投稿: ピーターパン | 2009年8月 4日 (火) 07:19
まともな仕事がない振興局長2人に毎年2000万円も支払いながら、センターの人件費にはその程度の予算しか付けなかったと言うことは、センターなどその程度のこと(=形だけ)でしかないと考えているからでしょう。
そもそも、予算が決まってから準備会を造って市民の意見を聞いても何も反映できません。予算がないと言われれば議論は終わってしまうからです。だから、本気で市民参加を進めるつもりなら、予算編成時にこそ市民の意見を反映させなければならないはずです。しかし、センター設立に関しては、予算編成段階への市民参加は完全に排除されているのです。
投稿: 杉山弘一 | 2009年8月 4日 (火) 07:34
言っていることと、実際にやっていることの間には、矛盾が多すぎる。それが星野巳喜男の特徴だ。こんな中途半端なものを提案した市長の真意がどこにあるのか誰にもわからない。矛盾を衝かれれば文書を削除して証拠隠滅を図る。センターなど作っても無意味だ。そんなことより、振興局長を辞めさせるのが先だ。振興局長も次長も要らない。このムダだけでも削れば、はっきり市民のためになる。
投稿: 峯崎淳 | 2009年8月 4日 (火) 16:59
削除されたという議事録を読んでみました。「市民にセンターの役割や必要性の周知を図ることが必要であるとの意見がまとまった。」とあるんですから、それでも削除したということは、よほど知られたくない情報が漏れていたとか、そのままでは誤解につながる可能性がある情報が含まれていたということなんでしょうか。
設立準備会の方々は市に協力する意志があるから、時間をさいて集まっているんでしょう。その方々にも失礼なんじゃないですか。それとも準備会の方々も承知しての削除なんでしょうか。
市民活動センターができても、こんな礼を失することを市は平気でするんでしょうか。なんだか、変!
投稿: M | 2009年8月 4日 (火) 17:04
沼田市の職員(全員ではないけれど)は礼を失することを平気でします。それも日常的にします。やっても気づきません。
市民参加検討会議の委員となった際のことです。私は担当者のあまりにも礼を失した対応に呆れ、以下の内容の手紙を市長に送りました。
市長におかれましては、日々、職務に真摯に取り組まれ、そのご努力に対して、沼田市民として、敬意と感謝の念を表します。
さて、事務局から最後の事務連絡と共に報告書が送付されました。そこには委嘱者である市長又はその代理者からのねぎらいの言葉は一切ありません。一言の挨拶文もありません。
一言の挨拶文すら入れられないのは、一般市民は奴隷とでも思っているからでしょうか。
私は、委員として、費用弁償もなく、無報酬で半年以上に亘り、市民参加の推進を目指し真摯な検討をしてきました。私事ですが、報告書のとりまとめ作業で一時身体も壊しました。
それにたいして、行政がこのような対応しか出来なければ、今後、行政委員に応募し真摯に検討しようとする市民はいなくなるでしょう。市民参加は大きく阻害されること間違いないと思います。私はもうこりごりです。
投稿: 杉山弘一 | 2009年8月 4日 (火) 17:20
久々に、片品からちょっと失礼します。ストーンズさんのコメントを見て、思わず反応してしまいました。顔を黒塗りする。つまり、ペイント・イット・ブラック。あのローリングストーンズでしょ。で、投稿した人の名前がストーンズ。ばっちりです(笑)。おかしなことをバカバカしく笑い飛ばす。この感覚、好きですね。
と笑っていたら、次のピーターパンさんの「大人の言うことじゃないよね」。もう、でき過ぎです。ちょっとシニカルで、しかも的を得ている。おふたりとも沼田なんでしょうか。ぜひお会いしたいです。
峯崎さん、こんな中途半端なものを提案した市長の真意? よそがやっているからでしょ。片品の役場も得意です。去年、伍長(班長)という役が回ってきたら、続いて納税組合長の書類に署名捺印して戻せと来ました。税金の徴収はお前らの仕事だろ、いつまでバカなやり方しているんだって突き返しました。それがきっかけで、昨年度いっぱいで納税組合制度が廃止になった。ちょっと片品を見直していたら、その直後、掲示板に村税徴収嘱託員募集のはり紙。せっかく旧い制度を止めにしたのに、名前だけ変えて何故?って聞いたら、よそがやっているからですって。今ごろ、役場の犬が滞納者のところを回っています。独創という意識も能力もないんでしょうね。
コメントにコメントするって、ちょっと偉そうかなとプチ反省しながら、ついでだから行きます。市に協力する準備会に失礼とおっしゃるMさん。本当に失礼なのは、準備会に対してより、市民に対してだと思います。市は平気で失礼なことをします、多分。片品村は確実にします。昨日までもしてきたし、明日からも間違いなくします。だって、奴らには失礼という認識がありません。それを理解する頭脳もない。親のつてやコネで入って、住民が払う税金で飯を食いながら、テメエがお上だととち狂っている。
投稿: 木暮溢世 | 2009年8月 4日 (火) 20:16
公表したHPの記事を削除したとは何を考えているのか?市民センター設立準備委員の総意で削除させたのか、宮崎委員長や副委員長の三役が削除を指示したのか?
宮崎委員長は市民協働基本方針を取り纏めた責任者でもあり、公開記事の削除や会議を非公開にするなど考えられないが・・・・。
事務局の協働推進係が独断で削除したとは思えないし当局管理職からの指示か???
情報公開・共有をなくして「市民協働」も「市民活動センター」も有り得ない。他市がやっているから、予算を計上したからやるではダメだ。しっかり市民に根ざしたものでなければならない。
投稿: 一刀両断 | 2009年8月 4日 (火) 20:58
みなさんのご指摘がほとんど憶測の域をでないので、情報提供をすると(当事者じゃないので、聞きかじり)。
まず林さんを副会長に選らんだのは、沼田ボランティアセンターのリーダーだからでしょ。利害関係者の中でも最重要なグループから副会長を選ぶというのは、当然では? 例えば、オンブズマン組織があるのに、情報公開のあり方研究会でたまたま初回参加できなから、その組織から役員出させないというのは合理的ではないわけで・・・。
そういうところも含めて、第2回の会議の議事録をみたら、言ったはずの大切な意見や議論が全く掲載されていないと、委員から事務局に対して、厳しい指摘があったそうな。また説明責任も果たしていない。さらに掲載された情報も行政が取捨選択した曖昧なものだと。
だから、誤解を生み、皆さんのような方が、憶測で非生産的な指摘しかできなくなってる。その責任は事務局にあるし、委員を引き受けている以上看過できないとの意見が噴出。
それで、議論されたことは行政フィルターをかけずに全てキチンと議事録に乗せること。同時に説明責任を果すこととなどを委員が提言して、やり直させていると聞いています。そういうことがあって、掲載を一旦取りさげて、訂正してアップするんだと思います。だけど、またこれを断り無くやるところが、説明責任がないといわれる根源でさーね。行政側もいままでどおりやってたら、委員からクレーム付いたんで、試行錯誤やり方を再検討しているところなんでしょう。
非公開の会議とは知らなかったけど、そもそもこの程度の会議を非公開にする意味が分からない。また非公開にするなら理由を説明しないと誤解しか生まない。
ちなみに、委員の間で非公開にするかしなか多数決を取るはずは無いし、別にオープンにして困ることは何もないはずです。委員は、そんな感じで内部改革に取組んでいますから、ぜひ外部から説明責任を求めたリ、会議を公開にするように求めたらいかが? そのときはぜひ行政判断ではなく、それは委員の意思か?と聞いたらいいんですよ。
投稿: ダルタニャン | 2009年8月 5日 (水) 12:57
ダルタニャンさん
情報提供ありがとうございます。
準備会の委員は内部改革に取組んでおられると伺い、6年前の市民参加検討会議での「会議の公開」、「議事録の公表」に関する、委員と事務局のバトルを思い出しました。
あのときは、委員が議事録を公表すべきと言う意見でまとまり、これを阻止しようとする事務局を押し切るところでした。しかし、最後になって真下副委員長(当時、現沼田市議)が反対にまわり(その後すぐに辞任)、結局、公表がなりませんでした。
議事録の公表と言うごく当たり前のことをめぐって、委員と事務局が対立してしまう。あれから6年経過しても、事務局(市職員)はまったく変わっていないのですね。今回の削除問題はそれを証明したと思います。
独立性を担保する制度もないまま、このような組織の中に、「市民活動支援センター」なるものを造って、まともに機能するのでしょうか。おそらく、そのセンターの実態は、準備会の委員の方々が抱いた理想とは遠く離れたものになるでしょう。
これまで、市は、市民参加に関して同様の審議会をたくさん造り、同様の事業計画をたくさん造ってきました。しかし、どれも実現していません。審議会の公開、議事録の公表も繰り返し提言されてきました。でも、このざまです。
ノウハウがないから市民参加が進まないのではなく、市民参加を推進させる気がないから進まないのです。
市民活動支援センターは目に見えるものなので、おそらく外形上は設置できるでしょう。しかし、この事務局(結局はこの市長)の元では魂が入らない事は明らかです。
そんな魂が抜けたセンターを公金をかけて造るよりも、市民参加検討会議で提言したように、審議会の議事録の公表や意見提出制度の整備(条例化して機関に法的義務を課す)などを優先させるべきと言うのが私の意見です。
投稿: 杉山弘一 | 2009年8月 5日 (水) 16:33
杉山さん、おっしゃることは分かります。その点、伍長様と熱い議論を展開中です。
当方の主張は、川崎で情報公開条例ができたのは、それまでに多様な市民が反対運動をして制度を要求してきたからです。それが全国的に情報公開条例の要求として広がります。それから20年の社会実験をへて、2000年に情報公開法になるわけです。私の主張の根拠は、情報公開制度は市民運動の上に成立しているということです。
すなわち、議事録の公表も意見提出制度も、多様な意見が出て議論がなされてこそ制度が漸進的に更新されていくわけで、革命のようなことはおきないし、おきても意味がない、根付かないと、私は考えます。
そこで、重要なのが意見を出す市民団体です。そういう市民団体を育成して、彼らが育って、社会を変えていくというのが、(目的)合理的だと考えます。易姓革命のように、徳の高い市長になれば、社会が変わるというのは消極的な理想主義だと思います。なお私の主張はラディカルな理想主義ですが。
その拠点ができたというのは、拠点がないよりは極めて意義があることだと思いますがいかがでしょうか? もちろん実体的に、育成をするかどうかはこれからの運用次第でしょう。さらに言えば、全国的に市民活動センターで機能しているところなんて、殆どないです。
ないのだけれども、理念としてのセンターはできたから、そこを足がかりに、制度改善に取組んでいるというのが現状です。
そして、その中身を創っていくのは、市民団体、特に理想主義者が、行動するかどうかだと思います。市に市民参加を推進させる気がないというのはそうでしょうが、市民参加を推進しなくてはいけないと思わせるほど、市民団体の成熟度が高くないの沼田に限らず全国、全世界の現状です。
とはいえ、私は委員会のメンバーでもなんでもないので、後方支援でゲリラ戦を展開するしかありません。
センターができたら、皆様方が、行政情報の請求講座とかパブコメの書き方講座とか、そういうを自主的にやってはどうでしょうか。またセンターがなくても、そんなことはやろうと思えばできるわけです。
ということで短期的には自分の生活に関係ないが、長期的に見れば誰かが育て上げなきゃならないのが、市民活動センターだと私は思います。行政がやらなければ、市民が総力戦でやるしかない。
投稿: ダルタニャン | 2009年8月 5日 (水) 17:10