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【プロ野球】

阪神 8月初連勝 自力CSも復活

2012年8月15日 紙面から

◇阪神3−1DeNA

 阪神が2連勝。4回に新井良の左前打で先制し、8回は上本の三塁打をきっかけに平野の二塁打と鳥谷の中前打で2点を加えた。久保が6イニング無失点で4勝目を挙げた。DeNAの三浦は8回途中3失点で7敗目を喫した。

     ◇

 阪神・和田監督が、敗戦処理登板が多かった7年目右腕の鶴を勝ちパターンで投入する“新勝利の方程式”で8月初の連勝を飾った。無失点好投の久保に代打を送った7回、2番手の左腕加藤が筒香をワンポイントで抑えた後、3番手に鶴を送り込んだ。継投に工夫が求められるこの回を無失点に抑え、残り2イニングを福原から藤川とつないで粘るDeNAの追撃を振り切った。

 「鶴の状態が非常に良かったので。これまで負けている展開で結果を出していたから、いずれは勝ち試合でという方針だったけど。そういう中できっちりと抑えてくれた」。和田監督は、これまで防御率1点台前半と与えられた場面で任務をまっとうしていた鶴がプレッシャーの掛かる場面でも力を発揮したことをたたえた。

 「これからもこういう使い方が増えてくる」と和田監督。「こういう1つの勝ちをきっかけに上に向かっていくしかない。また明日という気持ちです」。自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性も復活。中継ぎ陣にも若手台頭の風が吹いてきた。(中谷秀樹)

 

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