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【プロ野球】沢村 ナゴヤドームでまた無失点 巨人 きょう勝てばM36点灯2012年8月15日 紙面から
◇巨人9−0中日中日は3連敗。先発の大野が5イニングで3失点など投手陣が崩れ、15安打で9点を奪われ大敗した。4回に高橋由の適時打で1点を先制され。5回は村田の2点二塁打。6回は2番手武藤が阿部に3点二塁打を許した。巨人の沢村は7イニングを無失点で9勝目。 ◇ 相性抜群の敵地で、豪腕がよみがえった。今季ナゴヤドーム初登場の巨人・沢村が7イニングを7安打ゼロ封で9勝目。昨年から続くナゴヤドームでの連続無失点イニングを26に伸ばし、チームのマジック点灯に王手をかけた。 最速151キロの快速球で逃げずに勝負にいった。「阿部さんのミット目がけてどんどんストライクでいこうと思っていた。前回、前々回と球数が多かったので、意識したのはテンポだけですね」。3回までわずか39球のハイテンポで打線爆発を呼び込み、7イニングを111球にまとめた。 原監督が「名古屋ではのびのび放っている」と評したように、リズムをつくるのに苦労してきた最近3試合がウソのようだった。7月25日のDeNA戦(東京ドーム)で139球完投勝利を挙げたのを皮切りに、同31日の中日戦(東京ドーム)で7イニング130球、今月7日の阪神戦(東京ドーム)では6イニング129球。序盤からテンポが悪すぎ、阿部から「点を取られてないからこれでいいと思ってたらそれまでの投手。あれじゃ野手のリズムにならない」と苦言を呈された。阿部の強烈なダメ出しに沢村は「厳しいことを言われるのも愛情の裏返し。良い意味で見返さないと、僕自身の成長もない」とキッパリ。あえて谷底に突き落としてきた女房役に一発快投で応えてみせた。 2位中日を6・5ゲーム差と突き放し、15日に勝利すれば、優勝マジック36が点灯。指揮官は「マジック? まだまだ。明日からまたフラットなところからスタートするだけ」と平常心を強調したが、3年ぶりの覇権奪回がグッと近づく1勝だった。(臼杵秀之) PR情報
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