利根町振興局長はいらない
6月20日の毎日新聞に興味深い記事が掲載された。短いので全文引用しよう。
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090620ddlk10040210000c.html
遭難防止看板:夏の登山シーズン前に 沼田・皇海山に設置 /群馬
沼田市と栃木県境にまたがる皇海(すかい)山(2144メートル)でこのほど、本格的な登山シーズンを前に沼田署員や同市利根町振興局長ら計16人が参加して遭難防止の看板設置などを行った。
皇海山は日本百名山の一つにも数えられ、県内外から多くの登山客が訪れるが、毎年のように遭難事故も発生している。署員らは「迷ったら歩き回らず救助を待つ」「単独行動禁止、自分の能力と引き返す勇気」などと書かれた看板を、登山道の6カ所に設置。また、登山道の目印となるよう、ピンクのリボンを樹木に取り付けたり、古くなったロープを取り換えたりした。【松本時夫】
さぞ、利根町振興局長が仕事をしていることをアピールしたかったのだろう。わざわざ「利根町振興局長ら計16人」と書いてある。しかし、これは逆効果だ。年収1000万円以上の管理職でなければできない仕事ではないし、さぞ、現場では足手まといになったことだろう。少なくとも、議会の答弁を部下にすべて委ねている人がやる仕事ではない。
そもそも、皇海山は登山道よりも進入路である栗原川林道の整備に問題があるのだ。林野庁など関係各所と協議を進め進入路をどうやって整備管理していくかの計画を立てることこそ振興局長の仕事だ。それが出来ないから、こうやって現場にしゃしゃり出るのだ。
公益を重視するなら早く辞任した方が良い。そうすれば、いつでも皇海山登山を楽しめるではないか。
利根町振興局長君
君はもうとっくに辞表を提出していたのではなかったのかね? 何の仕事もしてないのに、高給をもらって、市民に合わせる顔がない、と思わないのかね? 元々は、そんなに厚顔無恥ではなかった君なのに、高給の味を知って手放すのが惜しくなったようだね。なんと批判されようと、星野市長がくれると言うものをもらって、何処が悪い、と開きなおっても後味は苦かろう。ここはすっぱり辞職して群馬の男を上げてはどうだろう。
投稿: 峯崎淳 | 2009年6月24日 (水) 21:14