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« ハゲタカファンドの手口とは | メイン | GB21を守る沼田の経済理論 »

2009年6月 8日 (月)

経済学の最先端と沼田

GB21がハゲタカファンドに攫われそうだという心配が現実的な色合いを以て語られ始めた。沼田都市開発始め持分所有者やテナント、市会議員、商工会議所などが右往左往しているらしい。GB21引き受けの優先順位一位は沼田都市開発なのだから、沼田都市開発は一万円の代金と不動産取得税一億四千万円を都合すれば問題は、とりあえず、解決する。

 しかし、本当に苦しまなければならないのは、GB21を手に入れた後だ。GB21を経営する責任がもろにかぶさってくる。早い話、年間4000万円から6000万円のビル運営費用を捻出しなければならない。三千万円の固定資産税も納めなければならない。それだけのカネをGB21の経営によって稼ぎ出さねばならない。

 不可能だ、そんなこと! と思うなら、諦めるしかない。器量以上のビルをつくったのがそもそも間違いだったのだ。

 口には出さないがハゲタカよ来てくれ、と腹で思っている沼田人もいる。道理にあわぬ顔と情実の横行にほとほと嫌気がさしている人もいるのである。ハゲタカは、無情酷薄かもしれないが、少なくとも合理的である。京浜ホテルでテナントの座り込みに遭ったときは、日当五万円で雇ったヤクザを使って座り込み者のごぼう抜きをやったとされて、必要となれば悪辣な手段も辞さない。しかし、裁判所の判決があっても、なかなか迅速に動かぬ日本の警察に業をにやしてのことなのを見落としてはならない。
 日本的な情の世界で生きているひとからは、ハゲタカの手口は無情残酷に見えるだろうが、彼らには彼らの理屈があることを忘れてはならない。

 われわれの立つべき地点も理屈がなければならない。そんな理屈があるのか? ある。
 その話はこの次に書く。

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