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2009年5月31日 (日)

素晴らしき沼田市議会

 6月2日(火)から、市議会定例会が開かれるようだ。「ようだ」と付け加えたのは、市議会が公表している日程には、2日火曜日とあるだけで、何月なのか書いていないからだ。よほど、傍聴されたくないのだろう。
 さて、本題に入ろう。
 さる4月8日、「議会の活性化に関する検討委員会」(大竹政雄委員長以下肩書きは当時)による「活性化に関する結果報告」が「議会運営委員会」(牧野保好委員長)で合意された。
 6月2日からの定例会は、この議会の活性化対策が決まった後に初めて開かれる定例会である。
さぞ、活性化した議会になるはずだった。

 第1に、一般質問発言通告によれば、一般質問をする議員は5名だけである。これまで、毎定例会10名ほどの議員が一般質問をしてきたが、活性化対策が決まったら5名だけになったのだ。5名しか一般質問がないというのは、もちろん県内12市で最低だ。10名でも低レベルだったのが、活性化対策によって圧倒的ドンケツになったのだ。これでは、非活性化だ。22名の議員は何を考えているのか。

 第2に、「活性化に関する結果報告」にはこう書かれている。

議会への関心、理解を深めるために、市民にとって知りたい情報を公開していくことが重要である。
議会ホームページの充実

 しかし、議会のホームページには5月28日(金)に臨時議会が開かれたことも書いていない。定例会が何月なのかも書いていない。もちろん、県内12市で最低のホームページだ。

 第3に、・・・あげるときりがないのでもうやめよう。

 一般質問、議会ホームページへの日程の記載は極めて簡単に出来ることである。活性化対策など検討する必要もない。延々と活性化対策を検討し決定したが、それすら実行出来ない。残念だが、これが沼田市議会の実態である。市民が選んだ議員の実態である。

 今回はあまりにも呆れたので、ある議会関係者に何か前向きの話はないのか聞いてみた。すると、「議長が替わって一定の改革が行われた」との返事が返ってきた。しかも、その際、極めて活発な議論がなされたそうだ。改革の中身はこうだ。

 1.本会議場で、スリッパ、サンダルを履かないこと。
 2.議長が議長席に着席している間は、休憩時間中でも議員は本会議場から退出しない取り決めになっていたが、トイレに行くときは退出しても良いことになった。

 なんと、素晴らしい改革だろう。沼田市民が選んだ議員らしい。

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コメント

 沼田市議会で決まったことが、
1.本会議場で、スリッパ、サンダルをはかないこと。
2.議長が、議長席に入るときもトイレに行ってよいことになった。
もう、このブログは、お腹を抱えて笑ってしまいました。これじゃあ、保育園の保母さんが幼児に、「スリッパは、ここで履き替えて、トイレは、いついきましょう。」 と、言っているのと全く同じじゃない。おかしくて、おかしくて市会議員のおじさんたちの様子を思い浮かべれば思い浮かべるほど、沼田市議会が滑稽にみえてくる。声を立てて笑ってしまいました。あまりに笑った後、さーと、冷静になった。
 不景気で仕事がない人、給料が下がった人沢山いるのに他の地域よりも高い給料をもらっている沼田市議会議員のおじさんたち、ジョークは、この辺でやめてほしい。  
 この沼田市は、これからどうなっていくのでしょうか。若い人が仕事がなくて、流出し、老人だけが残る。そんな地域が沢山出てくるのでしょう。
 私は、毎日、この沼田市民の目のブログを読んでいます。沼田市の実情を知れば知るほど、私たち市民は何をしていけばよいのかと考えるようになりました。市民ひとりひとりが意見をもって立ち上がり、よりよい沼田市になるように考えていかなければいけない。日々の暮らしを真面目に考えるようになりました。
 沼田市の談合や汚職、市長を含む行政と正面から向き合われている姿勢には、言葉もありません。私は、このブログを毎日読むことでどれだけ勇気をもらっているかわかりません。自分の悩みが、とてもちっぽけなものに見えてくるのです。

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