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2009年5月 8日 (金)

警察組織と戦った警察官~仙波敏郎

  愛媛県警に仙波敏郎という警察官がいました。彼は「裏金造りへの荷担を拒否」というごくあたりまえのことをしたがために、壮絶な人生を歩むことになりました。彼は、この3月に定年退職しましたが、日本にこういう警察官がいたということ、そして、なによりも警察の実態を多くの方に知ってもらいたいと思います。沼田の問題解決のヒントになること間違いなしだと思います。

1 5月11日(月) 夜7時より、テレビ朝日系列(10ch)で仙波さん特集を行いますので是非ご覧ください。
 テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言
  http://www.tv-asahi.co.jp/d-sengen/index.html

  2009年5月11日放送予定 月曜 夜7時~
  さらば警察~わが人生に悔いなし~

  現職の警察官が、なんと顔出し・実名で「警察の裏金」を告発した。仙波敏郎"巡査部長"
たった一人で巨大な警察組織に闘いを挑んだ男に待ち受けていたのは、驚くべき仕打ちだった。
 「正義は負けてはいけない」
 仙波さんの苦難に満ちた闘いの日々を密着。
 そんな彼に救いの手を差し出したのは、仙波さんの日ごろの活動を見ていた市井の人々だった。

2 仙波さんの著書も出版されました。是非ご覧下さい。壮絶な内容ですが全て実体験です。

 なお、仙波さんの活動を支援してきたジャーナリスト東玲治さんの著書を合わせて読むことをお勧めします。東さんは仙波さんの退職を見届けることなく昨年10月21日永眠されました。仙波VS愛媛県警の訴訟で、愛媛県が最高裁への上告を断念し、仙波さんの正義が確定した2週間後のことでした。

     

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コメント

警察の上層部が(警視総監を頂点とする)裏金づくりを行い、法律の趣旨に従えば現場の捜査員に支払われるはずの捜査費を横取りし、遊興費を含むさまざまな支出に充てていた。これが、いわゆる警察の裏金問題である。裏金の原資となったのは税金で、本来末端の捜査員の必要経費を弁じるはずのカネが、中間管理職の職権で、巻き上げられ、偽の領収書などで会計上の体裁が整えられていた。会計検査院の検査も一度の例外もなくごまかされてきた。
 裏金は全国の警察で習慣化していた。
 裏帳簿が明るみに出るなど、当局も認めざるをえなくなった北海道では、北海道警察が過去の裏金づくりで私的に流用したカねのうちから9億円だけ返却し一応騒ぎはおさまっている。しかし、裏金づくりの会計的責任者は一人も特定されず、刑事告発された警察官は一人も出ていない。まして処罰された警察関係者はひとりもいない。
 仙波さんは裏金を告発した唯一人の現職警官である。彼の話を聞けばわかるが、極めて頭脳明晰でしかも雄弁であるが、昇進の機会を悉く阻まれたため、一段階しか上がることができなかった。
 裏金を使う立場にいたのは、キャリアを初めとする警察幹部であるが、裏金を使った事を認めた幹部は、北海道釧路方面本部長をやった原田宏二だけである。
 裏金が現在の日本警察の形成に果たした役割は実に大きい。ある意味で、警察を今日あるごときものにしたのは裏金の存在である。日本の警察官は「法律を守る」義務は、特権のない人間のみに追わせられるものであることを、出世階段を一段登ったときに叩き込まれる。そのことを理解するのを拒否した仙波敏郎のような警察官は出世を諦めるか、警察官を辞めるしか道はない。
 偽領収書を書く行為は踏み絵と同様の効果を持っていた。踏み絵を拒否した警官は権力者には危険な存在である。
 このような権力の犯罪を真に裁くにはこの国の裁判制度では無理であることがすでに分っている。市民の市民による市民のための運動が警察幹部を追い詰める日が来ることを願って戦いを継続するしかない。

テレビ朝日を見ました。良くここまで報道できたなと言うのが感想です。
これで、愛媛県警は、テレビ朝日系列の記者を記者会見から締め出し、情報提供を拒むことになるでしょう。
警察発表をニュースソースとしている新聞だったら、悲鳴を上げることになります。中央のテレビだから出来たことでしょう。新聞を代表とするマスコミは警察を批判できない構造になってしまっています。
群馬県警でも裏金が問題になりましたが、県警記者クラブの記者達はほとんど報道しませんでした。
市民が自らの手で事実を暴かねば民主主義などほど遠い。

 見ました、テレビ朝日 報道発 ドキュメンタリ宣言「さらば警察?わが人生に悔いなし」。貫くことのカッコ良さ、見事でした。
 しかし、本来、日本人の精神性はここにあったと思う。いつの間にか、多くの日本人がそれを金で売り渡してしまい、いまや、貫く人は不器用でダサイ絶滅危惧種になってしまった。十人十色、人それぞれなのだから、それぞれが好きなように生きればいいのだが、ツケはいずれ払わなければならないのだし、人は生きてきたようにしか死ねないのだ。
 真夜中のNHK総合テレビで「SONGS」の再放送を見た。07年末、忌野清志郎が咽頭がんを克服して初の復活ライブ。彼も貫いたひとりだった。
 アイデンティティー-人間の存在証明とは、持つべきものではなく、生き抜くべきものである。絶対、そう思う。

仙波敏郎が正義の人!?ふざけんな、というのが私の感想。

彼は自分の馬鹿息子を縁故人事によって消防署にねじ込み、結果逆にぐれた息子は上司の所長を勤務中に刺殺した。

真に正義の人だったら、その時点で腹を切るわ。
それをテレビ上のマスコミはどれだけ真っ正面から批判したか?それをしてこそのマスコミでしょう?

日本の報道に真の自由はない。あるのはレベルの低い情報産業だけ。あなた方はその犠牲者だ。

コメントありがとうございます。しかし、事実誤認、論理矛盾があるようなので指摘させていただきます。
第1に、記事の投稿者である私は、仙波さんに会って直接話を伺っています。したがって、少なくとも私に関しては情報産業の犠牲者であるとの指摘は当たりません。
第2に、仙波さんのご子息の問題がどうであれ、仙波さんが裏金を内部告発したことの正当性は変わりません。そして、県警幹部が公金をネコババしていると言う事実も変わりません。
第3に、マスコミが仙波さんのご子息の問題をあまり報道しないことが不満なら、ご自身でブログを立ち上げ真正面から批判したらいかがでしょう。匿名でコメントするようなあなたにはそんな勇気もないでしょう。実名告発した仙波さんを見習ったらよろしいかと思います。

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