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2009年5月 3日 (日)

利根町振興局長は辞任せよ

 今日の東京新聞の記事によれば、利根町にある沼田市指定の天然記念物「山妻有のサクラ」に説明板を設置することが決まったようだ。当然必要な事業の実施が決まったと言う点では、一歩前進で、喜ばしいことではあるが、見頃が過ぎたこの時期に決定するとは珍妙のタイミングとしか言いようがない。記事の一部を引用しよう。

沼田「山妻有のサクラ」 説明板設置へ 市長回答
 沼田市指定の天然記念物にもかかわらず、由緒を記した説明板がない同市利根町追貝の「山妻有(やまつまり)のサクラ」について、星野已喜雄市長は一日の定例会見で「早急に付けさせたい」と述べ、説明板を設置する考えを示した。
 

 記事の見出しを見れば明らかなように、市長が記者会見で記者の質問に回答したというのだ。通常の業務の中で設置が決定し、市が自発的に発表したのではない。市指定の天然記念物にもかかわらず、由緒を記した説明板がないことを問い詰められて、市長が急遽決定したのだろう。組織としては醜態である。
 本来、この案件の責任者はだれか。それは、郷原重雄利根町振興局長であることは明らかだ。Gouhara_3 教育委員会や予算部門などの関係各所との調整を行い、予算計上をして事業化する。それが、振興局長の業務のはずだ。真面目に仕事をすれば極めて簡単なことだ。
 しかし、それが出来ていない。そもそも、振興局長など不要なポストなのだ。そのうえ、郷原氏に、能力もないし、やる気もないのだろう。今回の報道は、それを内外に知らしめたと言う点で大きな意義を持つ。
 それだけではない。さらに記事を引用しよう。

 旧利根村と合併後の一昨年二月に市天然記念物に指定されたが、通常は指定文化財に付けられる説明板がない状態が続いている。市教委によると、ほかにも説明板のない天然記念物があり、予算や優先順位の関係もあって見送られてきた。

 「予算や優先順位の関係で見送られてきた。」とは、噴飯ものの言い訳だ。こんな簡単な仕事もできない振興局長に1000万円を超える年俸を払い、さらにこの2月の再任時には退職金と称して約180万円もの公金を支給しているのである(白沢振興局長は約350万円)。こんな無駄使いをするから、案内板設置の予算が無くなるのだ。しかも、今年度から振興局総務課長を部長待遇(名称は次長)として、給与水準を引き上げるなどという無駄までやっている。ボーナス、退職金まで含めれば、案内板が何十枚も設置できるだけの支出増だ。
 利根振興局長、利根振興局次長とは、予算を無駄食いし、利根地区の振興のための事業を妨げるためにあるとしか言いようがない。

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利根町振興局長は辞任せよを参照しているブログ:

コメント

郷原重雄君、カネに印はついていない。無能と呼ばれようが、怠け者と罵られようが、気にする必要はない。君にはそれだけの価値があるから星野市長は君を大事にしている。沼田の繁栄のために。タクシー券を削られた貧しい病気の老人や、給食費を値上げされた子供の親が、どんな思いをしてるかなんてことは考える必要はない。負け組の貧乏人がぼやこうが、恨もうが、カネに印はない。ざまあ見ろ、と勝ち誇っていいんだ、郷原君。君は勝ち組なんだ。振興局長バンザイ!星野市長バンザイ!

的確な記事だ。写真入りが良いですな・・・
前振興局長は何で更迭されたのかな、風評ではよからぬスキャンダルがあった様だが・・・・。

郷原局長は議員からの抜擢、選挙が無く1000万円の年収は美味しい。地域自治リーダとして利根町を引っ張っているとは思えないし単なる星野市長の集票マシンか!!!

利根町を地盤とする議員がしっかりしないと駄目だ。利根地区の地縁・血縁の絡みで腹で思っていても発言出来ないのだろう???

3月議会での金子議員(利根町在住)の質問に対する市長答弁です。
「地域自治区の事務所である振興局において事業の選択やそれに伴う予算配分を行っているもので、地域の実情や多様な特性を生かした、きめ細かなまちづくりが図られているものと考えています。」
ぬけぬけとよく言うよ!金子議員は激怒していることでしょう?

郷原重雄君は、良心の呵責を感じる人である。辞任の肚を固めたはずだ。彼が辞めても問題は残る。郷原君を任命した星野市長の責任である。市民のために使うべきカネを、自分の選挙のために、ムダなポストをつくり、ムダ遣いした責任は厳しく問われなければならない。星野巳喜男の政治家としてのインテグリティー(誠実)は地に落ちた。星野は偽者だ。政治的未来はない。次ぎの選挙で彼は落選し、政治生命を失うことになる。それが、民主政治なのだ。市民諸君、星野に代わるべき人物を探し始めよう。市民の目は新人の登場を待っている!苦難の沼田のために立つ人こそ本物の政治家である。

 郷原振興局長が、2年間で議会答弁で答弁したのは、平成19年9月10日の1回だけのようです。しかも、この一回も、以下のように次長に振っただけです。
「6月市議会後行ってまいりました有害鳥獣駆除費等に係る調査でありますが、これは先ほど、市長の答弁にありましたように、利根町東猟友会に係わる事務でありまして、旧利根村時代に執行してきた事務であります。ご指摘の内容ですけれども、平成11年から16年度にかけて担当してきた、猟友会に係わる事務について調査を行いました。調査内容については、次長よりご答弁をいたさせますので、よろしくお願い申し上げるところでございます。」
http://www.city.numata.gunma.jp/gikai/gijirok19-4-3.htm
 これ以外にも、議会で利根振興局の問題が取り上げられたことがありましたが、皆、次長が答弁しています。
 例えば、平成19年6月7日。
http://www.city.numata.gunma.jp/gikai/gijirok19-3-2.htm
◇市長(星野已喜雄君) 
「このことについては振興局次長にですね、答弁をいたさせます。」
◇利根町振興局次長(桒原勇二君)
「命に従いまして、ただいまの質問にお答えしたいと思います。」
 本当に不要なポストです。

 市の職員から、「振興局制度を何とかして欲しい」との声を頂きました。指揮命令系統が不明確で、極めて仕事がやりにくいということです。合併前の方が責任が明確だったから、今よりは仕事がやりやすかったそうです。

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