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« 21年度予算案をみて | メイン | 経済も三流になった、政治は元から三流である »

2009年2月19日 (木)

21年度予算案をみて(2)

 21年度予算案の詳細は市民には隠されたままであるが、新聞報道の範囲で感想を述べたい。
 まずは総論から。
 新年度予算は「厳しい財政状況を踏まえたものとなった」(2月17日上毛新聞)ということだ。確かに市の財政状況は厳しい。しかし、これは行政運営者側の都合でしかない。ミツバの派遣切りに象徴されるように経済状況、特に雇用環境が悪化している。これに対する対策を最優先に考える必要がないか。いくら、星野市長が「総体的にスリム化を図ったが、福祉など市民生活に直結する事業には重点的に配分した」と説明しても、雇用対策の予算が配慮されていなければ、弱者切り捨ての予算といわざるを得ないだろう。
 実際、他の多くの自治体は(効果はともかく)臨時職員を雇用するなどの対策を始めている。しかし、我が沼田市は、これにまったく逆行して「臨時職員、嘱託職員を削減する」(昨年12月22日上毛新聞)と表明しているのである。これでは、強者に優しく弱者に厳しい星野市長、身内優遇の市政運営と批判せざるを得ない。
 まずは、名誉職としか思えない振興局長など廃止して、その分の予算を雇用対策に回すべきだろう。

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21年度予算案をみて(2)を参照しているブログ:

コメント

予算は市長が一年間どのように市政を運営するかの数値だ。数字に信念がこもっていないと言葉だけが踊り無意味となる。新年度予算概要は議員に説明されたようだが、その説明と新聞掲載の情報だけで3月議会での質問は出来ないだろう。

盲腸みたいな「振興局長」はいらない!!!

 予算案は施政方針を具体的に表すものです。市長はこれがお解りでないようです。
 市長は、市民参加、市民協働の推進を施政方針に掲げています。そのためには、市長自身の言葉で、どのような方針で予算編成をしたかを市民に説明し、意見を聞き、必要な修正を行っていくことが不可欠です。なぜなら、予算の裏付けがなければ、政策は実行できないからです。予算に反映しておかなければ、いくら市民が政策提案をしても予算がないの一言で却下されてしまうでしょう。
一方、市のホームページは市長が直接市民に語りかけるのにとても便利な道具です。そこに、予算案について何も書かないと言うことは、真の市民参加、市民協働など進める気はまったくないということでしょう。

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