沼田にも変化の兆し
120号線に利南小学校東という信号がある。そこから二十メートルほど東に進んだ右側にセルフ・サービスのガソリンスタンドができた。このSSの値段は沼田に住み慣れたドライバーには朗報である。二万円のプリペイド・カードを購入すると昨日(1月4日)現在で99円/1リッターであった。これを朗報と呼ぶ理由は、一に低価格だが、二に長年沼田のドライバーを苦しめてきた談合のシステムが崩壊したことを示唆しているからだ。綾戸からこちらは別世界と嘯いて理不尽な談合を行ってきた業界の箍(たが)が遂に弛んでしまったと見られる。綾戸からこちらも遂に世間並みに企業努力の常識が通用するようになったのである。公共事業の土木作業の談合もこのところ影をひそめている。談合が、一部の人々が主張していたような、必要悪などでは決してないことが、証明されたと考えていい。経済合理性を徹底すれば、談合の入り込む隙などなくなってしまう。能率のよくない会社は能率を上げるしか生き残る術はない。資本主義の原理である。談合にタカっていた悪徳首長などの蓄財の機会も当然減る。首長を続けたければ、競争に敗れた敗者を救うセーフティー・ネットを用意しなければならない。それこそが政治の仕事である。
因みに、旧態依然たる17号線のSSはセルフでありながら、リッター107円だった。8円も高い。こんな商売を続けるには、それこそ談合は必要悪という説でも立てなくちゃならなくなる。特権に胡坐(あぐら)をかき、働かず飲んだくれるているためにこそ、談合は必要なのだ。違いますか、SSの社長さん。
以上、沼田で見つけた明るいニュースでした。
ガソリンのカルテルも目に余りますが、プロパンガス業界もひどい状況です。法律上の義務である料金表の配布をしないし、他地区の2倍近い価格を平然と請求してきます。こういった悪徳商法をしている連中が、市議に名を連ね沼田を支配しているのですから、産業が栄えないわけです。
投稿: 杉山弘一 | 2009年1月 5日 (月) 21:54
そうですか。市会議員の燃料屋にそんな悪いのがいるのですか。そういう奴は名前を公表して、潰れる恐怖を教えてやりましょう。無名の市民を侮ると議員生命にかかわることを。沼田市民は意気地なしばかりじゃない。我が家に燃料を配達してくれている燃料屋さんは良心的を絵に描いたように真面目な方です。こういう方が栄えなければ沼田に将来はない。その市会議員の燃料屋は、なんと言う奴ですか。Kですか、Hですか、それともM・・・それとも、まさか市会議員の燃料屋が全部いかがわしいのではないでしょうね。
投稿: 峯崎淳 | 2009年1月 6日 (火) 16:29