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メンバーの裁判

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2008年12月16日 (火)

GB21検討委員会は自身の解散を検討せよ

 今日の上毛新聞によるとグリーンベル21検討委員会(委員長は林義夫副市長)は、昨日(15日)報告書を議会に提出したそうだ。これには心底あきれた。手続がなっていないし、内容もひどい。
 第1に、15日は議会最終日だ。これでは、議会に審議して欲しくないと言っているのと同じだ。議会も舐められたものだ。議会の意見を聞くつもりがあるなら、議会開会日以前に提出するのが筋だろう。こんな時期の提出は、受領を拒否すべきだろう。
 第2に、一般市民には公表していない。市民の意見を聞くつもりがあるなら、市のホームページに掲載すべきである。そんなに市民の批判が怖いのだろうか。
 第3に、「報告書を議会に提出した」とのことだが、同委員会は議会の諮問機関なのだろうか。そうではない。市長の諮問機関のはずだ。したがって、同委員会が報告する相手は市長である。そして、報告を参考にした上で行政機関としての意思決定をするのが市長の役割だ。そのうえで、議会に報告し、議会の審議を仰ぐことになるはずだ。これでは、市長の役割の部分がすっぽり抜け落ちている。
 第4に、「寄附の受入は慎重にすべきだ」と言うのが結論だそうだ。こんなことあたりまえだ。検討委員会など作る以前に解っていたことだ。これまで、何を検討していたのか。
 第5に、この期に及んで、方向性が示されていない。来年3月が回答期限だというのに寄附を受けるべきか拒否すべきか、検討委員会としての答えがないのである。テストなら零点だ。これでは、市民や議会の意見を聞くことは事実上不可能だ。
 第6に、「現在の財政状況では新たな財政支出は極めて厳しいなどとして」という理由が意味不明だ。これでは、「財政に余裕があれば、寄附の受入は慎重にしなくて良い。」と言う結論が導かれてしまう。そもそも、寄附受入と財政問題は次元の異なる問題だ。寄附受入が沼田市にとって必要なものであるなら、多少の借金をしてでも受け入れるべきだし、不要なものであれば財政に余裕があっても受け入れるべきではない。いずれにしても慎重さが求められる点は同じだ。

 こんな、いい加減な感覚で仕事をやっているから財政難に陥るのだろう。グリーンベル21検討委員会こそ無駄使いの賜としか言いようがない。 同委員会は、自身の解散を検討し、副市長は責任を取って辞職すべきだ。そして市長と連帯して、同委員会の運営費用を損害賠償すべきだ。

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GB21検討委員会は自身の解散を検討せよを参照しているブログ:

コメント

GB21問題での「臨時議会」を開催せよ。
12月議会でも市長は慎重に検討しているとの答弁に終わった。3月は予算審議だ、GB21問題の議論する時間がない。
「検討委員会」はいまだに結論なしでは時間と経費のムダだ。市長には資料やデータ-が集まっているだろう。
いまだ判断が出来ないとすれば「政治家」星野市長の力量を疑う!!!!
議会も3月まで手をこまねいているとしたら情けない議会だ。

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