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メンバーの裁判

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2008年11月27日 (木)

第4回グリーンベル21検討会議

 第4回グリーンベル21検討会議の議事録が公表された。
http://www.city.numata.gunma.jp/news/pdf/gb21_kentou4.pdf
 当該会議が開かれたのは9月26日だから、公表までに2ヶ月弱要したことになる。遅すぎる。商業ビルの経営にも、タイムリーな判断が不可欠だ。議事録の公表にこんなに時間がかかる組織が経営などできないのは明らかだろう。
 さて、議事録を見てみよう。
まずは庁舎移転の問題について。

委 員:庁舎を移転した場合、現有施設をどうするのか問題になってくる。耐震診断の結果からすれば庁舎の有効活用は難しい。

当 局:仮に移転した場合の経費を算定したものであり、移転を想定しての現有施設の活用方法等は検討していない。

 ふざけた言い訳だ。現有施設をどうするかを検討しなければ、移転を検討したことにはならない。この期に及んでこんな答弁をしているとはあきれ果てる。これを許している委員長(副市長)は即刻辞任すべきだ。

次は、都市開発(株)について。

委 員:商工会議所において沼田都市開発(株)との意見交換を行った。都市開発(株)はとりあえず市に寄附を受け入れてもらいたいとの考え。路面店のGB21 への移転を促してはいるが希望者はいない。都市開発(株)は努力して空床を埋めるといっているが、利活用方策が決まっていない状況で受け入れを希望している状況である。1 階から3 階までを商業施設に、4 階を公共的施設というのが都市開発(株)の希望。都市開発(株)は経営改善策等を示すべきである。商工会議所では検討会を開催することとなっている。

(中略)

 委 員:利活用によって異なる。都市開発(株)からは建設的な意見はない。寄附を受け入れない場合、都市開発(株)はどうなるのか。

当 局:経営状況は厳しい。単年度において2,400 万円の赤字である。

一連の発言は、都市開発(株)の位置づけを誤解している。都市開発(株)の最大株主は沼田市である。沼田市は同社の過半数の株式を保有しているオーナーだ。そして、株式会社の経営は株主の意向に添ってなされなければならない。したがって、沼田市の意向を離れた、都市開発(株)の希望などあり得ない。都市開発から建設的な意見がないのは、オーナーである沼田市の態度が煮え切らないからだ。

最後に、今後の進め方について。

委 員:もうそろそろ意見を集約する時期ではないか。商業施設として利用、空床部分は行政が活用となると5,000 万円以上の赤字が生じ、GB21 の商業者に税金を投入するような感じがする。庁舎が移転した場合、なし崩し的に空床の対応を迫られる可能性がある。受け入れるべきではないと考える。受け入れた場合は、現状の営業形態ではだめ。移転等を検討する必要がある。権利者、出店者との協議が必要。公金の投入は難しいのではないか。

まったく、このとおりだと思う。

あとは、市長の決断だけだ。

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コメント

突破口は、厳しい現実をあるがままに受け入れることからしか見出せない。倒産や破産があるからこそ、進歩がある、というのが資本主義の柱である。権利者諸君、諸君は資本主義の保証する自由によtって思うが侭にビルを建て、経営し、失敗した。諸君がすべきことはまず敗北を認め、敗北を抱きしめ、市民の前にひざまづいて頭を垂れることである。悪あがきすればするだけ、結果は悲惨になる。

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