グリーンベル21検討会議
第3回グリーンベル21検討会議の概要が公表された。こういった資料が公表されるようになった事自体は、確実な前進である。しかし、問題も多い。
第1に、仕事が遅すぎる。公表されたのは8月25日の会議の議事録です。どうして、これだけの資料の公表に2ヶ月近くも要するのか。サボタージュとしかいいようがない。
第2に、発言者の名前が隠されている。少なくとも、当局の発言者については名前を明記すべきである。隠すから無責任な発言になる。
第3に、過去の議事録や関連資料がホームページから消されてしまっている。どうして隠すのか。
第4に、会議の要領が悪すぎる。準備もせずに、ただ集まって、井戸端会議をしただけだ。だから、何も決まっていない。これでは、税金の無駄遣いだ。こんなペースでは来年3月までにまともな結論が出るわけがない。
第5に、市長局の発言はあまりにも無責任だ。例えば最後の部分にこうある。
当 局:都市開発は1 階から3 階までについて現状での利用を希望している。市は、寄附を受入れた場合は、1 階から4 階までの所有権を有することとなる。複合施設としての利活用策として庁舎を例として掲げているが、どの階をどのように利用するといったことを考えてのものではない。利活用の方法によっては、今後権利者及び出店者との協議・調整を図る必要がある。
委 員:現状の出店者等との協議は課題となる。その旨を報告する必要がある。
委 員:4 つの必須条件として1 階から連続するフロアとあるが。
当 局:前向きな検討を行うための条件として付したもの。
4つの必須条件とは、市が三井生命に対して寄附を受け入れる前提として提示したものだ。それが、重要なものではなかったとは。これでは、まともな交渉は出来ない。
第6に、こんな重要な会議をどうして市長は欠席するのか。この時間帯いったい何をしてたのだろう。
GB21問題は今年度の最重要課題、この件の決着無くして21年度の予算編成は出来ない。
各議員や議員会派から問題点や提言が少しずつ出てきたが一般市民が判断出来る材料は乏しい。
投稿: 鵜の目鷹の目 | 2008年10月24日 (金) 16:27