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2008年10月11日 (土)

経常収支最悪107・0%

今朝の読売新聞によれば、沼田市の19年度経常収支比率が県内12市最悪の107・0%となった。

経常収支比率は一般財源に占める人件費や公債費などの経常経費の割合。沼田市(107・0%)と桐生市(100・5%)の2市が100%を超えた。06年度決算で100・0%だった南牧村は、98・7%に戻した。

問題は、数値が悪化したことだけにとどまらない。市幹部に計画立案能力、計画実行能力が欠如していることである。
 沼田市は、昨年度財政健全化計画を立て、先日それをホームページ上に公表したばかりである。同計画によれば、経常収支比率は、平成18年度の104.7(実績値) 、19年度101.5(計画値)、20年度 99.8(計画値)である。初年度で、早くも計画が未達成となったのである。わずかに到達しなかったというなら、さほど心配することはない。しかし、3.2ポイント下げるつもりが、逆に2.3ポイント上昇してしまったのである。健全化どころか、悪化したのだ。
 計画がずさんだったのか。それとも、計画が実行できなかったのか。
 いずれにせよ、具体的な原因を公表するとともに、計画の見直しが急務である。責任者の更迭も不可欠であろう。当然、特別職のボーナス、退職金全額カットが12月議会に提案されるべきだろう。

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コメント

No Brain, No Gain.
Poor Boss, Much Loss.

「市民の目」のアクセスが3万4千回を超えた。市民や郡部の住民が注目している証だ。今回の記事も具体的指摘で的をえている。
本来9月議会で質疑されてしかるべき問題たったが「財政健全化計画」の質疑も少なく、当局の都合の悪い数値は極力出さない体質は変わっていない。

現在の経済情勢から21年度予算は相当厳しいと予想される。12月議会で市民が納得する論戦を期待する。

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