「グリーンベル21に関する懇談会」の資料
市のホームページに「グリーンベル21に関する懇談会」の資料が掲載された。
http://www.city.numata.gunma.jp/news/gb21_siryou.html
情報公開という観点からは大きな進歩である。懇談会もこれまでより充実したものになるに違いない。 こういう具体的な行動の積み重ねが市民参加、市民協働を促進し、住民自治の実現に寄与するのだろうと思う。
ただし、内容は解りにくい。市長の意見がどこにも書かれていないからだ。
検討経過報告書には、ワーキンググループリーダー(経済部長)が検討委員会委員長(副市長)に報告をし、さらにそれを市長に報告するという形態になっている。実務はこういう形でやったのだろうが、これはあくまでも市長部局の内部事情にすぎない。
市民に対して政治責任を負うのは市長だけなのであるから、代表者である市長が、市長自身の名で市民に対して市の考えを提示すべきだろう。これでは、責任回避のための懇談会といわれても仕方がないだろう。
「グリーンベル21」市民の前にさらし首になった。
街中再開発計画からずっと問題になっている案件だ星野市長はグタグタ発言しているがリーダーシップを取る発言は一度もない。
三井は無償寄付すると言っている。G21の地権者利権、建物構造の問題、今後の保守管理費等数値等、諸問題が表に出て議論がしやすくなった。
市民懇談会でどんな議論展開になるか注目する。
9月議会も開催されるが7回の懇談会で市民の鋭い質問が期待される。
この件で当局の情報公開、情報共有の真価が問われ星野市政の「市民協働」の行く末が決まるだろう。
投稿: 鵜の目鷹の目 | 2008年8月19日 (火) 00:17