交通事故:パトカーの追跡車が衝突、被害の車の15歳死亡
毎日新聞 2012年08月10日 11時35分(最終更新 08月10日 12時39分)
10日午前3時ごろ、松山市余戸南1の国道56号交差点で、パトカーに追われていた同市松前町2、介護福祉士、三浦弘樹容疑者(27)運転の乗用車と、対向車線から右折してきた同市古川北2、居酒屋従業員、岸上広平さん(21)運転の乗用車が衝突。岸上さんの車の助手席にいた同市和泉南5、アルバイト店員、山根由菜さん(15)が右骨盤などを折り、約3時間後に出血性ショックで死亡した。
三浦容疑者の呼気1リットル中から0.15ミリグラムのアルコールが検出され、愛媛県警松山東署は道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。三浦容疑者は「酒を飲んでいたので逃げようとした」と供述しているといい、同署は自動車運転過失致死傷容疑での立件も視野に調べている。