20年度四半期に入って
連休は終わった「さあ~仕事だ、6月議会だ」 ・・・・・・・ 28番議員
早いもので新年度の四半期後半を迎えようとしています。3月議会での予算審議、紛糾した議員報酬削減の議決などがありましたが市民の日常生活は止まる事なく動いています。28番議員が気になる問題をリストアップしただけでも次の通り、まして市政を監視、チェクする議員は問題意識を沢山持っているはず。
①市税歳入の見し、 ②後期高齢者問題、 ③大手企業の業務停止で地元経済への影響は、 ④市民活動支援センター設立関係、 ⑤メタボ健康診断(保健師人数不足) ⑥振興局の業務は適正に機能しているのか、 ⑦グリーンベル長崎屋撤退の影響は、 ⑧ゴミ最終処分場の見通しは、 ⑨教育関係で問題はないか、 ⑩農作物の育成状況、 ⑪ゴールデンウイークの観光客入込み数は、 ⑫行政改革大綱の進捗状況等。
3月議会で分厚い予算書をチェク、年四回の一般質問は市政進行状況の骨太質問。9月議会は前年度の費用対効果の決算審議。普段市政運営に注目している議員なら議会で質問なしなど考えられん。議員は発言しなければ価値なし・・・・ 年度内に一度も議会内で発言しない議員は辞めるべきだ。
議会報作成で編集委員のご苦労が伝わってきます。より充実した議会報を期待し次の苦言を述べる。3月度の議会報を読むと、予算特別委員会審議の質疑内容の掲載がない。何を審議したのか市民は知る良しもなし。予算審議と決算審議の議会報告は内容を充実してほしい。議員報酬削減の「議案46号」の提案者、賛成・反対討論者の氏名表示なし、また賛成票、反対票の数字がない、採決の意志表示を放棄し議場を退場した牧野議運委員長な何を考えての行動だったのか・・・・事実を知りたい。 郵政国会の真似をしただけ・・・?
注目の「議会活性化委員会」はどうした!!!!
何回か会議をし、議運に「活性化委員会」について権限等審議して欲しいと依頼していたやさき、本会議の議員報酬削減提案で正副委員長の辞任表明などがあった。議運での審議は再度「活性化委員会」で議論せよと差し戻したが、その後活性化委員会議日程の開示もなく、どうなっちゃった。 期待していた「活性化委員会」は空中分解か・・・・・ 言論の府「議会」の議員が何んらの方向付けも出来ず終われば笑いものだ。
沼田はなぜ負け犬になってしまったのか? どうすれば、負け犬の惨めさから脱出できるか? 全国に1826ある自治体のなかで、沼田が占める位置は1514位、群馬県のワースト1が嬬恋、次いで水上、東吾妻と続く。群馬11市ではもちろんどん尻の11位である。(実質公債比率による比較)星野市長は前任者の西田に原因の多くをおっかぶせようとしているようだが、実は星野が市長になって、市町村合併をやったときにやたらにカネを遣ったことが沼田没落の引き金を引いた。沼田の今すべきことは、補助金や諮問委員会などの出費を徹底的に調べ、経常的なムダを省く努力である。しかし、これには既得権の剥奪が伴うため、よほどの決意を以って蛮勇と見える行為をやらないとならない。ええかかっこしいで八方美人の星野には無理な課題である。ムダを省くことの次にやらねばならないのが、市会議員の定数削減である。これはなお難しい。今の市会議員たちは格好だけでもそんな素振りをさせないよう、がんじがらめに星野を抑え込んでいるし、星野はそれを理由に、定数是正などしない。沼田はこうした閉塞状況を市民自らの手で打破するしかない。民主主義が機能するか否かが沼田市民のこれからの動きで判定できるのだ。もし、沼田が永久にこの煉獄から這出ることができなければ、
民主主義は捨てられるだろう。その後になにが来るか私にはわからない。ただ分かっているのは、われわれが自分の運命を自分の手に握っていられなくなるだろうことである。
投稿: 峯崎淳 | 2008年5月22日 (木) 20:13
沼田市の実質公債費比率の高さは問題です。しかし、この指標だけで財政状況を図ることはできません。沼田市財政の問題は、むしろ、経常収支比率の悪さにあると思います。
実質公債費比率が高いことはむしろ良いことでもあります。つまり、経常収支比率が良く、余力があるので、過去の借金の返済に努めているのです。
この問題は、全国で一番公債費比率が高い大滝村の財政が参考になります。
http://www.vill.otaki.nagano.jp/zaisei_mura/zissitukousaihihiritu2007.htm
今は苦しいけれど、あと3年で急激に楽になります。努力して借金を返しているからです。
これに対して、沼田市は公債費以外の経常収支比率が高く(127/128)返済余力がないので、このままでは永久に借金が減りません。まったく行政努力がなされていないからです。
実質公債費比率では、大滝村は全国で最悪ですが、沼田市の財政状況はその大滝村よりもはるかに悪い。これが実状です。
投稿: 杉山弘一 | 2008年5月24日 (土) 10:36