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メンバーの裁判

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2008年4月24日 (木)

偽りの返還表明

 政務調査費問題の続きです。

 15年4月分の政務調査費の受給が違法であることが明らかになった。金額は少額だが、市政を牛耳っている最大会派の仕業であり、内容も悪質である。放置しておくわけにはいかないだろう。そこで、私たちは法的手続に打って出ることにした。まずは、沼田市監査委員(当時は高橋政次委員、金井康夫委員の2名)に対する住民監査請求である。当事者である金井議員が監査委員であることからも解るように、監査委員も同じ穴の狢で期待は出来ない。しかし、制度上、これを経ないと裁判所に住民訴訟を提訴することは出来ないので、必須の手続である。
 平成16年7月14日、私たちは、13万5千円の返還を求め住民監査請求を行った。監査委員は60日以内に監査をする。住民訴訟の提訴はその後30日以内だから、約3ヶ月の準備期間がある。
 しかし、同年7月26日、監査委員は、住民監査請求を異例の早さで門前払いにした。結果は予想していたことだが、この日から30日以内に前橋地裁に提訴しなければならない。私たちは、あわてて住民訴訟の準備に入った。
 ところが、同年8月1日、驚くべきことに「沼田改革クラブ・公明」が返還すると発表したのだ。Rimg0010 市長に返還を申し出、さらに記者会見を開いて発表したのである。 
 非を認めるようで認めない意味不明の返還理由であったが、返還するというなら、裁判をやるまでもないだろう。返還されてしまえば敗訴は必至だ。そう思って、裁判の準備を中止した。こうして、この問題は終わったはずだった。
 しかし、私たちも間抜けだった。返還表明は形だけだったのである。返還の事実を確認すべきだったが、それを怠り、まんまと罠にはまってしまった。
 そうして、返還されていないことに気づかないまま提訴期間の30日が過ぎた。
 しかし、私たちが返還表明を信用しても仕方がない事情がある。過去に最大会派は政務調査費を返還した実績があるのだ。そう、これが初犯ではなかったのだ。(続く)

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地獄の夢を見た。地獄の五つ星レストラン、クッチーナ・デ・ヌマータの客は、近く入ることになっている珍味タン・シチューを心待ちにしていた。閻魔様が特別肥えた舌を抜かれることになっているので、クッチーナ・デ・ヌマータのシェフは特上のタン・シチューに腕を振るうはずだからだ。ウシの種類を尋ねたら、「ウシじゃないよ、シギだよ」と答えた。「シギのタンシ・チューなんて聞いたことがないけど」て言うと、「そりゃ、あんた、二枚舌、三枚舌、なんだ。どろどろの濃いスープができるんだぜ」とシェフは言った。

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