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メンバーの裁判

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2008年4月18日 (金)

空白の1日

  最大会派をこそ泥会派と呼ぶ理由の続きです。
  彼らがチョロまかした公金は政務調査費と呼ばれるものなので、まずは、その説明から。
 政務調査費とは、地方自治法の規定により、沼田市議会議員の調査研究に資するため必要な経費の一部として、議会における会派に対し交付される公金である。沼田市の場合は、沼田市議会政務調査費の交付に関する条例で詳細が決められている。これによると、会派の構成員一人、一月あたり1万5千円が1年分全額前払いで支給され、翌年4月に前年度分の精算がされ、余った分は返還することになっている。
 平成15年4月に話を戻そう。同年4月27日、市議会議員の選挙が行われ、星野佐善太、星川嘉一郎、井田孝一、星野稔、片野彦一、金井康夫、久保健二、田村博美、小林照夫の9名も当選した。さっそく、9名で会派を結成することを相談したらしい。新議員の任期は4月30日に始まるが、任期初日に、早くも会派「沼田改革クラブ・公明」が結成され、小林議員(当時)が代表になった。Rimg0002_2

もちろん市長与党の最大会派だ。そして、同日中に、沼田市長に対して平成15年度分の政務調査費総額162万円(15000円×12ヶ月×9名分)の交付申請がなされ、Rimg0001 市長もこれに呼応し、同日付でこの申請書を受理した。
一連の事務処理は極めて迅速である。事務処理の遅い沼田市にあっては異例中の異例のスピードである。
 しかし、当選後初めて議会が招集されるのは5月の連休明けである。
どうして、これほどあわててたのだろうか。その理由はこうだ。
 条例では、たとえ1日でも会派を結成すれば1ヶ月分の政務調査費の支給を受けられることになっている。ここに目を付けたのである。30日に会派を結成し、政務調査費を申請すれば4月分が丸ごともらえる、ということだ。
 企みはまんまと成功し、
同会派に対して申請額全額162万円が沼田市の公金から支給された。誰が考えたのか知らないが、見事な作戦のはずだった。
 後に、これを知った他会派のある議員はこう思ったという。
「たった1日で1ヶ月分の支給を受けるのは不当だ。しかも、最大会派だけ抜け駆けをして、4月分の支給を受るとは不公平である。しかし、議会事務局は条例の手続に則って支給をした以上適法と言っている。してやられた。」
 そして、同会派の会計責任者であった田村議員(
当時)は、他会派の議員に向かって
「おまえら間抜けだ。」と言っていたそうだ。
 しかし、本当に間抜けなのは最大会派の9人の方だった(続)。

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新沼田早口言葉
ドマヌケガマヌケヲワラウドマヌケガ(万葉集風)原文は奴間抜蛾真濡毛尾藁鵜度馬怒怪我。
新正風俳句(松尾破笑)
古川や鴫が飛び込む水の音(私註:鴫はしぎと読むらしい。破笑の名句を本歌取りした現代名句である。元句は古池や芭蕉飛び込む水の音で、これは仙境に達した俳聖芭蕉の自殺を示唆したものとされている。沼田では戦々恐々の市議を哀れんで読んだものの哀れの句)
新百人一種(藤藁定価百円一首)
あまる金財布の紐を吹き閉じよ乙女の姿ちょと待ってくれ 議場返上
(私註:政務調査費で遊興したときの感慨を詠じたとされる。乙女は別名コンパニオンと呼ばれることもある。)
お粗末の一席。

江川と同じ空白の一日か?
記事に載っているスキャナーの公文書は本物だ。これだけ証拠が出ると名前がでた議員はどうするの?
物的証拠が多すぎる・・・・
市民の前で偉そうな顔で演説ぶつと笑われるよ・・・

それにしても余りにお粗末、こんな事で市政の監視やチェクなど程遠い限り。

投稿のやり方どうなの?

もう二度と再びこのようなことがあってはいけません。みなさんの御健闘をお祈りします。がんばってください

テレビでやってるような事が実際に沼田でもあるんですね
知れば知るほど呆れてくる

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