チベットと中国と沼田
沼田の市会議員のなかにもなかなか国際的なことに関心を持つ手合いがいて、先日、「これからは中国と仲良くする時代だ」と発言したそうだ。聞いた友人のSさんは、「気をつけろ。奴は北京オリンピックに市のカネで行くつもりだ。中国のどこかの市と友好都市にするなどと称して」と穿った観察をした。なにしろ、この沼田市議会の最大会派はこそ泥の集まりであることは、周知の事実である。彼らは、不面目な公費の集団窃盗がばれたとき、盗んだカネは市に返すと約束したが、どうも聞くところによれば、まだちょろまかしたままだそうだ。ほとぼりが冷めるのを待つほおかぶりを決め込んでいる。もう確信犯の部類になっている。何を血迷ったか、このこそ泥会派に新たに加わった頓馬もいる。こないだの選挙で落選したが、ひとり当選辞退が出て、繰上げ当選した真下狂児だ。わざわざ泥棒の仲間入りをするのだから奇特な人物である。
わたしが今頃中国と仲良くしようという議員に尋ねたいのは、今の中国共産党がやっていることを世界の人々がどう見ているか考えたことがあるのか、ということである。北京オリンピックについても、参加を中止せよ、と主張する人々が世界に少なからずいる。理由は中国共産党独裁政権の人権軽視、暴虐なスーダン政府の民族浄化への荷担、チベット族やウイグル族など少数民族への苛烈な弾圧など、あまりにえげつない人道無視政策への抗議なのだ。
胡錦濤が十万人のチベット人を虐殺した功績で首席に上げられたことを、「人殺さねば食(職)を得ず」というブロッグで書いたのは、沼田の市会議員といえども、国際政治の常識ぐらいは必要だと思ったからだ。私は今の共産党政権は崩壊する危険性が高いと見る。だからこそ共産党政府はなりふり構わず内乱の防止に努めている。中国の歴史は、内乱の歴史である。北京オリンピックで国威発揚に成功したとしても、中国内部の大矛盾である格差は解消できない。血みどろの弾圧が繰り返され、多大の犠牲を出しながら、中国は内乱に沈んでいく。中国は、中国自身を止揚することはできない。毛沢東にさえできなかったことが、胡錦濤ごときにできるはずがない。
リンクから真下議員の活動報告をみたけど何も出てきません。何も活動していないのでしょうか。こんな議員たちばかりだとすれば、議員報酬をこそ泥している
投稿: | 2008年3月29日 (土) 17:28
真下議員とは、公費でドイツに遊びに行って辞職勧告を受けた議員の夫ですか。ここに出てますよ。
http://www.hytn.net/netdekansi/000009.html
ほとぼりがさめたら、夫が中国か。
投稿: | 2008年3月29日 (土) 19:53