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2008年3月15日 (土)

ドルの不安

アメリカの連邦準備機構(中央銀行に相当)が米国の金融危機に対処するため、家屋の抵当証券を二千億ドルばかりを引き取る施策を発表した。二千億ドルとは途方もないカネだが、抵当証券市場の規模から考えると風呂桶一杯の泥水にコップ一杯の清水を注ぐに等しい。その効果はせいぜい心理的にすぎない。金融市場が崩壊するなら、その及ぼす影響は想像を絶する。ドルはニクソンが金との互換性をやめてから、何ら価値の裏づけのない通貨となった。現在一ドル百円を割っているが、担保するものがないのだから、紙屑になる可能性だってある。今回の危機だって実態経済とは直接には無関係なマネーゲームの果てに起きた。人類はそろそろマネーの呪縛を解き、金利の桎梏から自由になるべきだと思う。そうしないと、マネーの脅迫によって地球が破壊されてしまう。沼田通貨の創設はそのための、小さな小さな一歩なのだ。

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