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メンバーの裁判

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2008年3月 8日 (土)

ハマグリとカメ

痴呆老人を騙して遺書を書かせその遺産を奪うという犯罪が世間を騒がせたことがあった。あれで沼田は日本中に知れ渡った。そのとき市長だったのがハマグリ(蛤)である。ハマグリ自身がこの唾棄すべき犯罪に荷担していたのである!

新自由主義の根底にあるのは、貪欲の肯定である。カネのためならどんな恥知らずなことも平気でするヒトデナシどもを容認、肯定、賞賛する。小泉の下で自民党幹事長をやっていた武部というおっちょこちょいは、IT詐欺師のホリエモンの腕を取って高く掲げ、「わが息子!」と礼賛した。小泉改革はああいう詐欺師を排出させた。沼田のハマグリもその時流に乗ろうとしたのである。

私が問題にするのは、ハマグリが自ら犯罪の片棒を担ぎ沼田に汚名を着せたにも拘わらず、いまなお市の国際交流協会会長の地位にあって、沼田市から補助金をせしめ、取り巻きを連れて海外に遊びに出かけていることである。これは、カメの協力があるからこそできることだ。巳亀男というカメである。カメとハマグリの望郷ライン・コンビ、これが沼田の腐った権力の象徴である。

ハマグリが沼田に残したものは汚名と借金だけではない。国際交流協会会長としても、沼田が掴みえたかもしれない大きなチャンスの可能性を踏み潰してしまった。これはまだ市民のほとんどが知らないことだ。

沼田に住んでいる定年退職者のなかにSさんという方がいる。Sさんはかつて広告代理店でAE(アカウント・エグゼクティヴ)として活躍された。S さんは、ソニー欧州の社長を勤めたシュマックリーが日本にいた時代に非常に可愛がられた。現場でたたき上げた筋金入りの国際人である。このS さんがお膳立てをして日本にあるドイツ人学校と沼田の小・中学生とのサッカー試合が行われたことがある。そのとき、Sさんは偶然の機会に欧州連合(EU)の駐日代表と知り合い、沼田の話をした。駐日代表は沼田に興味を持ち、Sさんに日程を調整してくれれば、一度沼田を訪問したい、と言った。Sさんは早速ハマグリに電話した。詳しく説明することを申し出たのである。するとハマグリはSさんに何と言ったか? 沼田国際交流協会の親玉である田吾作ハマグリは、

「忙しくてあなたに会う暇がない」とほざいたのである。

EUの大使は日本に駐在する大使の会会長である。この大使が、Sさんの話に興味を持ち、刊行パンフレットなどを送ってくれ、と言ったのだ。沼田の国際交流にとってEUの大使との交流がどんな意味を持つのか馬鹿な田吾作ハマグリには理解できなかった。理解できなかったら、Sさんにそれが何を意味するか聞くべきだろう。しかし、この田吾作ハマグリは尊大な馬鹿であった。ハマグリはまたSさんに「EU代表に直接紹介されていないから、自分からパンフレットを送るのはどうか」と言って、結局なにもしなかったのだ。その上ハマグリは、Sさんが企画したドイツとのサッカー試合を盛りたてるどころか、さまざまな陰険な妨害工作をやってとうとう潰してしまった。Sさんはこれを片品村にお願いして引き受けてもらった。今では、日独双方の人々に非常に喜ばれているという。今年の秋、片品村の中学生チームは横浜のドイツ学校に招待されて試合をしに行く。Sさんは、沼田の子供もこれに加えたいというドイツ学校の校長の意向をハマグリに伝えたところ、ハマグリは「余計なことをするな」の一言でこのアイデアを葬ってしまった。

現職であるカメは、公共事業の発注権を握っている。カメはこの権限をフルに使って談合を取り仕切ることこそ首長の醍醐味と感じる時代遅れの政治屋だ。ハマグリとカメが前と現二代の市長であるところに沼田の悲惨がある。沼田にはSさんのような真に国際感覚を身に着けた方もいるのである。国際交流をしたいなら、国際交流協会はSさんのような方に辞を低くして教えを乞うべきである。無知だから威張る。威張るからますます無知になる。田舎のドロ沼に潜っているハマグリやカメがぐるぐる回転しても何もうまれてこない。そろそろ、こうした陰気な生物を白日の下に引きずり出し、息の根を絶つときが来ている。(峯崎淳)

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コメント

市会議員になって立て直して下さい。期待しています。

国際交流協会はお偉いさんたちが公費で海外観光を楽しむことが実質的な目的であって、国際交流をすることは形式でしかない。だから、真の国際交流をやる方が入り込んでは困るのです。
先日も星野市長の腰巾着である星野稔議員が一般質問で中国の都市との姉妹都市締結を取り上げたようですが、北京オリンピックにあわせて中国に行くたくなったからと見るべきでしょう。
議会の視察が、北海道や九州・沖縄など遠いところばかりなのも同じ理由です。

痴呆老人を騙して遺書を書かた老人ホームの理事長らに西田が違法に補助金を支出していた事件の概要を以下に掲載しておきました(長文)。裁判所に提出した準備書面なので堅苦しいところもありますが、背景事情は解っていただけると思います。興味ある方ご覧下さい。
http://numata-city.kazelog.jp/numata/2008/03/post-05ea-1.html

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