制限付き一般競争入札は談合指示型入札だ
沼田市が来年度から130万円以上・全工事で原則一般競争を採用することは、すでに述べた。
http://numata-city.kazelog.jp/numata/2007/11/post_32df.html
そして、県内38市町村の中で、初めて、総合評価落札方式を実施するという。しかし、個人情報保護条例を始め、いつもドンケツの沼田市です。県内38市町村で一番先に総合落札方式を採用するなんて裏があるのかなと思っていましたが、やはりその通りでした。
昨年末に実施された、第1回の総合落札方式の結果が以下に示されています。
http://www.city.numata.gunma.jp/nyusatsu/nyusatsukei/h19inkeid00010.pdf
これをみると一目瞭然、談合がなければありえない入札結果である。落札率、入札参加者数、価格のバラツキ度合いなど全ての指標が談合を物語っています。実は、この制度の採用前の入札経過を見ると、沼田では談合が崩れていたことが解ります。
http://www.city.numata.gunma.jp/nyusatsu/nyusatsukei/h19nkei00014.pdf
新たな制度は、この対策として始めたものと見るべきでしょう。まさしく、行政による談合指示型入札です。財政が困窮して市民説明会を実施するというこの時期にこれほどハレンチな入札を良くやるよと呆れます。
市民派と目されている高柳市議や真下元市議なども入札制度を理解しないまま、談合を擁護する発言をしています。こういう無責任な発言が談合擁護の雰囲気を蔓延させ、その結果、沼田市民がこんなにも舐められてしまうのだと思います。
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