沼田の再生その2
沼田市の抱えているお粗末な頭の職員は早晩整理されなければならなくなる。その前に、そういう職員を雇用した管理職には何らかの責任を取らせなければならない。結局、市職員の大量解雇の時期がすぐそこに迫っているということです。雇っておく金がないのだから仕方がない。
こうした危機が来ていることを、市長も職員も自覚し、市民に正直に発表しなければならない。情報を公開しなければならない。そうすれば、「家貧しくして孝子出づ」のことばもあるように、意外な救世主が現れるかもしれない。
沼田に危機をもたらしたのは、第一に世の中の大きな変化を読み取れず、旧態已然たる談合狎れ合い政治に終始した星野巳喜男の悪政です。星野市長は公用車を止めて自転車で登庁するなどの、見え透いたスタンド・プレーで愚民を誑しこむことには長けている。同時に、裏の顔は談合という犯罪に深く手を染めている悪党です。偽善者こそ星野の本質です。
沼田に関わる世の中の大変化とは何でしょうか。それは、昔の親方日の丸から、自分の生き残り(サバイバル)は自分で工夫せよ、という世の中に変わってしまったということです。
つまり、自立せよ、ということです。自立とは、インディペンデント(独立)ということです。前に、米国の有力な新聞が「葛巻を取り上げ」その褒めことばとして「エネルギー・インディペンデント」と紹介したことをお話しました。
沼田もインディペンデントを目指さなければならなくなったのです。ぐずぐずしている暇はありません。
本日、玉原森林空間総合利用運営協議会(会長沼田市長星野巳喜雄)の
幹事会があり、幹事として出席しました。
議題は、登山道・遊歩道整備についてだったのですが、その中で林野庁
の森林管理署長から興味深い発言がありました。
「沼田市は夕張化の寸前と聞いている。市外部の方から聞いた話である。
本当に深刻な状態らしい。沼田にいて大丈夫かと私自身が心配された。」
国のお役人から公の会議でここまではっきり言われるということは、想
像以上に末期的な状態と思わねばなりません。公開されている財政状況
と実態には相当の乖離があり、国はある程度把握しているということで
しょう。
さて、この協議会、沼田市の幹事は経済部長(大嶋政美氏)ですが、まっ
たくおとなしく座っているだけでした。発言に気持ちが入っていません。
署長の夕張化発言を聞いてもまったく反応せず、まるで他人事のようで
した。
ところが、帰ってきて記憶をたどって調べてみると、大嶋政美氏は元財
政課長であることが確認できました。
改めて、二重の危機を感じた次第です。
投稿: 杉山弘一 | 2007年11月12日 (月) 07:38
沼田市長に提案します。直ちに「財政非常事態宣言」を出しなさい。そして、市民から有志を募り、財政再生のための審議会をつくりなさい。市民の目で、財政支出を徹底検討し、次ぎのことをやって頂くのです。これは、君が市長として当然やっていなければならないことですが、君の無能と怠惰のためずtっとサボってきたことです。
1、 沼田財政の無責任構造。
2、沼田市の財政支出のムダ。聖域なき徹底検討。
3.沼田のシヴィル・ミニマムを明確に宣言。
4.それに基づく優先順序の明文化。
5.特に、市役所、市会議員などの定員の削減とその方法。
私が夕張化の危険を指摘してから、すでに半年も経過したが、星野はなにも手を打っていない。私は5月に夕張を見学してきた。その後には市民の有志を誘って葛巻にも行った。自分の生活を何とか守るために行ったのだ。星野巳喜男のごとき、阿呆なくせに狡猾なインチキ政治屋とその取り巻きのこそ泥どもに自分たちの生活をめちゃめちゃにされたくない。そう思ったからあんな遠くまで行ったのだ。このままでは、非道いことになる。顕在化に少し時間がかかるだけで、実は財政は完全に破綻している。大雪でも降ればすぐわかることだ。
投稿: 峯崎 淳 | 2007年11月12日 (月) 07:38
背景となる状況は以下の通り変化しています。まずは、財政問題にテー
マを絞って勉強会をしてみるというのはいかがでしょう。
夕張問題を発端として、今年の通常国会で「地方公共団体の財政の健全
化に関する法律」が制定されました。
これによって、第1に、財政判断指標(健全化判断比率)については、
平成19年度決算から監査委員の審査と公表が義務付けられます。沼田の
監査委員は座っているだけの方たちなので、この段階ではたいしたこと
はないでしょう。
第2に、平成20年度決算で、財政判断指標(健全化判断比率)に問題
があると外部監査が義務付けられます。これは、外部の公認会計士、弁
護士がチェックするのですから大きいと思います。夕張で問題になった
裏会計などがあれば見抜かれることになるでしょう。市長に対する事実
上の辞任勧告にもつながりかねません。
したがって、市長の関心はもっぱら20年度決算対策に向いているので
はないかと思います。そして、今まさに20年度の予算編成が始まってい
ます。街なか再生事業の大幅縮減もこのような背景から生じたものだと
思われます。
さて、おおかたの市民の関心は、「沼田は本当に大丈夫かいね。」と言
うことにあります。しかし、その次は「大丈夫」いや「危ない」といっ
た水掛け論になってしまいます。これでは解決になりません。
私は、 20年度決算の前に外部監査をさせることが有効だと思います。
議会が決めれば簡単ですが、現状では望むべきもありません。よって、
住民発議ということになります。
そこで、住民発議にどんなやり方があるか、まずはそれを調べてみよう
ではありませんか。
事務監査請求(地方自治法12条2項、75条)などの規定で住民が外部監
査を直接請求できるようにも思えます。まずはこのへんから調べてみた
いと思います。
投稿: 杉山弘一 | 2007年11月12日 (月) 07:39