沼田の夕張化と再建
峯崎淳です。
沼田の転落が始まっています。落ちていく穴は夕張化の穴です。しかし、こうした事態を招いた張本人の星野市長には、「自分のでたらめな舵取りで沼田丸が沈没しかかっている」という危機感や、自分の五年の失政で申し訳ないことをした、という自責の気配はありません。なぜか? それは、沼田市民の民度が恐ろしく低く、事態の深刻さを理解する頭がないこと、頭が悪いだけでなく、責任を追及することは個人攻撃になるからしてはいけないという「なあ、なあ体質」があることを十分承知し高を括っているのです。
これから、沼田市民は生活の劣化に苦しむことになるでしょう。しかし、市民をだまくらかして己の懐を肥やした、西田前市長や星野現市長は、市民の苦しみなど、馬鹿どもだから仕方がないさ、で片付けて平気でしょう。
とにかく、悪政の後始末として、市の職員数を減らしたり、市会議員の定数を削るといった対策を早晩取らざるを得なくなるでしょう。(夕張の場合職員は2分の1に減らしました。)もちろん給料の高いものから優先的に減らしていくことになります。
沼田の場合、無能で仕事のできない職員が多すぎると言われます。県庁では、沼田の市職員は馬鹿ばかり、というのが定評になっているのだそうです。
この際、市会議員も職員も一緒に一斉に試験を行い、中学校卒業程度の学力すらないと判定されたものは勇退させてはどうか。市会議員など現在の半分でも多すぎるくらいです。
そして、管理職以上には、民主主義を維持するために、市民による行政の監視が不可欠である、というようなイロハの常識を試験し、それに合格しなかったものはすべて降格あるいは退職させてはどうか。沼田の再建は、こうした抜本的な対策を講じることから始めるべきだと思います。無知こそ沼田の再生の最大の障害なのですから。
こうした試験の成績はすべて公表すべきです。再生への道はそれだけ厳しいということです。
これを読んで思い出しました。
かつて、沼田市では老人ホームの理事たちが、入所者を騙して遺言状
を書かせるなどして、多額の金員を搾取するというハレンチな事件があ
りました。理事たちは、準詐欺罪で有罪となりました。
この理事たちは、沼田市も騙して補助金をせしめていました。補助金
で私腹を肥やしていたのです。しかし、事件が明らかになっても、沼田
市は補助金を取り返そうとしません。西田前市長をはじめ沼田市の一部
の職員が荷担していたからです。
そこで、住民訴訟制度を利用して、住民である私が沼田市に代わって、
理事らや西田前市長は「違法な補助金支出による沼田市の損害を賠償せ
よ」という訴訟を起こしました。4年の攻防の結果、「理事らや西田前
市長が1500万円以上を沼田市に支払え」との判決が下りました(最高裁
のホームページに全文が掲載されています )。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/E1AF68741500126249256C0C0010D213.pdf
この時の、沼田市としての担当部長のコメント(新聞報道された)は次
のようなものです。
「補助金の支出は組織としての決定であった。それなのに、西田前市長
の個人責任を認定した前橋地裁の判決はおかしい。」
結局、西田前市長は控訴も出来ず判決は確定しましたが、このコメント
に、市の職員が抱える問題が象徴されています。
第1に、市長や職員が背任行為を働けば個人責任を負うという基本的
な倫理意識すら欠けていることです。
第2に、住民が市長や職員の個人責任を問うことが出来ることは地方
自治法で規定されており、公務員にとっての「常識」です。訴訟を担当
していた部長が、その「常識」を持ち合わせていなかったのです。公務
員としての基本的知識が欠如しているのです。
第3に、「裁判所が間違っている」と言う間違ったコメントを何の疑
問も持たず、報道機関に発表することが出来たと言うことです。
沼田市の部長の方が裁判所よりも法律に精通していると本気で思ってい
るのです。井の中の蛙です。
投稿: 杉山弘一 | 2007年11月 5日 (月) 10:07