メール封筒編

おどるポンポコリン  私の会社では使い古しの封筒に宛先票を貼り付けて、その中に書類を入れて社内メールとしています。ある時期からスヌーピーとかの絵が貼り付けられているものが出現して来ました。なんだ、ここを利用してもいいんじゃん(笑)と気づいた私は、当時丁度ブームがわき起こり始めたちびまるこちゃんの絵とともに、おどるポンポコリンの替え歌を付けたものを作ってみました。

 ブームとは恐ろしいもので、ある日私が全く別の事業部に行ったら全然知らない人の机の上にこのまるちゃんが切り取られて飾られていました。いや〜感激しました(^^;。

 で、これで図に乗る訳ですね。
 
ラブラブ・ミンキーモモ  今度はミンキーモモです。

 実はこの頃迄にミンキーモモを見た事がなかったんですね。会社に入ってからミンキーモモをやっと見ました(何でまた、会社に入ってから(^^;)。そう言う訳でここのキャラはミンキーモモです。今度はまるちゃんの様に万人に分かると言う事にはならなかったでしょうね。
 
不思議色ハピネス  今度はマジカルエミです。

 マジカルエミも会社に入ってから見たのです(だから、何でまた会社に入ってから(^^;)。
 
 と、ここまではたわいのない(そう?)替え歌と絵付きのものでした。ところがマジカルエミで別の傾向の萌芽が見られます。それはコママンガが登場したと言う事です。丁度この頃、その職場の仕事のあり方に大いに不満を抱きはじめていました(いや〜、ありそうな事なんですが)。
 
まるこ論文  私の会社では、品質管理の為の活動があって(どこにでもあるでしょう?)、その活動に関する論文と言うのが存在します。会社に入るまで、論文と言うのは、何らかの研究活動を行い、新しい知見があった場合に書くものと思っていましたが、ところがこれが違う。ここで言う論文と言うのは、単なる活動報告みたいなものでした。論文にはオリジナリティがなければならないとそれまで信じていた私には、他でとっくの昔に行った活動と同じ様な事をして成果を上げたと言う「論文」を見て愕然としました。

 おまけにこの「論文」が半年に何編かグループ単位で書けと言うノルマまでついて、この担当者がこれまた輪番制の様に回って来る。これのどこが「論文」だと思ったのですが要はそう言う名前が付いてるだけのノルマなのですね。

 で、これと全く同じ様に「特許」のノルマも来る(笑)。
 
 コママンガは何も体制批判(笑)のばかりじゃないです。次回は別のも掲載します。(平成9年12月14日)

 と言う訳↑で、今回は同じ様に封筒に使用した残りのマンガです。

ネットで転送 結構大きなアプリケーション開発を各地で分散開発していました。私の所は北海道の会社とやっていたのですが、当時はインターネットの利用なんて想像もできない時代で、オフコンのネットワークを利用してモジュールの転送をやったりしていました。ところがこのネットワークが遅い上(今から考えれば)よく返事をしなくなる。おまけにその同じオフコン上でコンパイルまでやると言う実に危険きわまりない(笑)事をやっていました。
 
花輪君入院1 きつい開発をやってると必ず誰か病気になるものです(苦笑)。私の友人が自然気胸で入院しました。
 
花輪君入院2 実はこの自然気胸には、私自身、大学1年の時に罹りました。そして、まさにこの花輪君と全く同じ目にあったのです。少なくとも当時の治療はそうでした。
 
パトレイバー その開発中のアプリは、当時鳴り物入りで登場する事になっていたOS/2の上で動くものでした。リリースも近づいて来た頃「LANマネージャ経由で動作するのを確認せよ。」とのお達しが来て、急遽評価テストに入りました。初めて見るLANマネージャに感動したものです(笑)。だって、他のパソコンに入ってる筈のアプリが起動して来るのですから。今から考えれば当時の知識の限界が分かると言うものです。
 
 さて、これでメール封筒編は終わりです。メール封筒に色々な絵を貼り付けるのが大流行になりました。ひどいのはA4サイズの宛先の3/4を使い切ってるのまで出現しました。予想出来るかもしれませんが、こう言うのが流行り出すと必ずそれを遮る動きが出てきます。まあ宛先の3/4を埋めるものが出現しちゃしょうがないかもしれませんが。手製の宛名用紙の禁止令が全社に発令されました。色々ある理由の中でメインとなったのは「宛名用紙を手製でコピーで作る費用は、あらかじめ印刷された宛先用紙よりもコストがかかっている。今後所定の印刷された宛先用紙を使用する事」だそうです。

 でもあれから何年も経ちますが、未だに手製宛先は生き残ってますね。

 しかしながら私のお絵かきのパトスはそんなものではおさまりません(笑)。公に流通するのがダメなら、私信に近いFAX送付票へとターゲットが移る訳です。と言う事で、次回はFAX送付票編です。(平成9年12月19日)


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