現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年8月15日7時2分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

橋下新党、月内に準備 20議員検討、安倍氏へ参加要請

関連トピックス

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は今国会中の衆院解散も念頭に、国政進出に向けて新党を立ち上げる意向を固めた。すでに与野党の約20人の国会議員から参加の打診があり、早ければ8月中に設立準備を本格化させる方針で全国に候補者を擁立する構え。維新が政党要件を満たして次期衆院選に臨めば民主、自民の2大政党に対抗する第3極勢力になるとみられ、政界の流動化が加速しそうだ。

 橋下氏は自らの立候補については否定しているが、保守を基軸とする政界再編を目指しており、自民党の安倍晋三元首相らに中核議員として参加を要請している。ただ、安倍氏は9月の党総裁選への擁立論もあり、総選挙前の維新との連携について結論を出していない。

 維新は安倍氏らとは別のルートでも与野党議員と接触し、新党結成の検討作業を続けている。8月11日には民主党の松野頼久元官房副長官、自民党の松浪健太衆院議員らと立ち上げた「道州制型統治機構研究会」の会合を開催。松野氏は14日、朝日新聞の取材に「新党をつくるかどうかは近く決断したい」と語り、離党も視野に入れていることを明らかにした。また、大阪市特別顧問の中田宏前横浜市長に近い民主、自民両党やみんなの党の議員らとも意見交換を続けている。

続きを読む

この記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。

無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら

PR情報
検索フォーム

関連特集

おすすめ

最近の脱北者が証言する金正恩新政権へのある種の期待感とは。

メディアは原発裁判をどのように伝え、司法のあり方をどう問うてきたのか。

第一線の記者が、事故当時の発表と報道を検証。あのときどうすればよかったのか。

識者らの証言から浮き上がる、変わらぬ「原子力ムラ」の癒着ぶりを追う。

弛緩したムード漂う総理周辺。だが下野した小沢は不敵な自信をみせる。

急速に伸びているユーラシア大陸の交通輸送。躍進の背景にあるものは。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
未来予想絵募集〆切迫る

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター