NHK広島県のニュース 広島放送局
ヒラメの刺身で６人食中毒
１４日夜、福山市のホテルの宿泊客６人が下痢や嘔吐の症状を訴え、保健所は刺身にして出されたヒラメの中にいた寄生虫が原因の集団食中毒とみています。
福山市保健所によりますと１４日夜、福山市内のホテルで宿泊客７人のグループが夕食を食べたあとこのうちの６人が下痢や嘔吐の症状を訴えて市内の医療機関で手当を受けました。
６人は３６歳から７１歳までの男女でいずれも症状は軽いということです。
医療機関から連絡を受けた福山市保健所が調べたところホテルでこのグループだけに夕食として出されたヒラメの刺身から寄生虫のクドア・セプテンプンクタータが検出され保健所はこの寄生虫が原因の集団食中毒と断定しました。
クドア・セプテンプンクタータはおもにヒラメに寄生しているもので保健所はヒラメはすでに処分されており食中毒が広がる恐れはないとしてホテルに対して営業停止などの処分はしないということです。
08月15日 08時24分
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