突然ですが、都合でブログの更新をしばらくお休みさせていただきます。
見て頂いている方には、大変申し訳ない思いです。
八月末ごろから、また週になんどか更新できると思います。
それまではまた妄想のストックを増やしておきます。
書きたいことがたくさんあるのになー!!
早くエロい小説書きたいよぉー!笑
ガッカリさせちゃったらごめんなさい、なんですけど
記事の修正整理含めちょこちょこ、更新できるときにはするつもりですので
またよかったら時々遊びに来てくださいね。
ではではっ
続きは
間が空きますが
そんなブログなんだとご理解下さい
気候の変化が激しいですから
皆さん体調には気を付けてくださいね。
ではまたっ
ガールズオークション 前編
真理奈のアルバイト
シフトA「ガールズオークション」前編
新しいシリーズは
過敏症な真理奈ちゃんが、
いろんな危ないアルバイトでお金を稼ぐ連載です。
第一回目はガールズオークション。
イっちゃいやすい体質の真理奈ですが、
オナニーショーはどんどん加熱して……?
今回はブログの為にこしらえた物語ってワケではなくて、
単純に私の妄想を文章にしたんですけど……
ってかヤバい妄想ですよね……ヘンタイですね…
でも皆さんもう分かってることですよね笑
前編ノってきて、かなり長くなっちゃいましたごめんなさい。
後日の連載では彼女の日常、どんな女の子なのかや、
他のアルバイト風景も描ければなぁと思ってます。
同時に「魔法使いに明日はない」の修正と整理を進めています。
こちらも、完成したら記事でご報告しますね。
☆
このガラスの向こうに……
そう思うと、どうしても動悸が激しくなるけれど、
ここまで来てしまったら、もう仕方がない。
一度きりの事なんだから……と、
私は自分に言い聞かせた。
カラン……
古い食券販売機で使われているような、
桃色の札が小窓から覗く細指を経て投げ込まれるCGアニメーションが、
目の前のディスプレイに現れる。
『ソックスを脱いでください』
画面に指令が表示された。
ドン、ドン、ドン、ドンと、
量産的でデジタルチックな四つ打ちの音楽が、
ガラスの向こうから聞こえてくる。
私は左足一本で立ち、
靴下を直すように右足を上げると、
わざと下着を見せ付けるようにしながら、
紺色のハイソックスを脱ぎ捨てた。
薄い夏用のブラウスの中で、固くなった乳首が繊維を持ち上げていて、
よく見れば、桃色と茶色を混ぜたような輪さえもぼけて見えてしまっている。
足元には水色地にピンクのブラジャー、ピンクが縞を描くキャミソール、
三度折り曲げたスカートとベルト、学校名がシールで隠されたスクールバックに、
ローリーズの限定ショップバックが転がっている。
私は茶色のローファーに、爪先が摺れて白っぽくなっている右足のソックスを入れた。
カラカラ……
『もう片方のソックスを脱いでください』
私は少し俯いて、左足のソックスを脱いだ。
思わず両足を内股気味に寄せて、下着を隠そうとブラウスの端を両手で引き伸ばした。
カラン……
すぐに次の札が投下された。
「ショーツを脱いでください」
私はため息をついて、右手の人差指を下着にかけた。
★
ここは、言うなればオナクラみたいなものだ。
ガラス越しに女の子を眺めて……あるいはそれでオナニーをして楽しむ。
この空間は電話ボックスを少し広げたような…
やや窮屈な試着室といった広さで、
四面はマジックミラーで覆われている。
ハコの中にはカメラがいくつか仕掛けられていて、
私の足元、頭の上、後ろ、顔の右上等に固定されている。
一般の観客は、漫画喫茶のように壁で区切られた簡素なブースから
テレビモニターでボックスの様子を眺め、必要があればPCで入札する。
そう、「ガールズオークション」と銘打たれたこのシステムは、
初めから展開が決まっていないというのがウリだ。
はじめ、次に登場する女の子のPVや紹介が「司会」によって行われた後、
客側がそれぞれ、思うように入札をしていく。
買うのは「次の命令を下す権利」だ。
女の子を裸にするまでは、落札によって得られる権利は「脱ぐ部位」の指定だ。
例えばいきなりブラジャーでもいいし、カチューシャ、シュシュ、
ショーツ……彼女が身に着けているものならなんでも脱がすことが出来る。
そしてさらに、自分が指定して脱がせた部位は、ショーの終了後持ち帰ることが出来る。
靴でも、バックでも、ヘアゴムでもだ。
彼女が全裸になり、脱がすものがなくなると、
ここから先は三回に限ってオークションが行われる。
そこでは、まったく自由に命令を下すことが出来る。
ただし落札者はPCに命令を打ち込むだけなので、声で指示することは出来ない。
打ち込まれた文章は管理者が適切な形に意訳してから、
女の子のボックスにあるディスプレイに表示される。
自分の好きなポーズをとらせる、好きな言葉を言わせる、オナニーさせる……そんなことでもいいし、
ボックスの中には“道具箱”が用意されているため、その道具を使ってもいい。
ストッキング、アイマスク、ローション、網タイツ、そんな視覚的な道具から、
低音ローソク、ローター、バイブ、ピストンマシンまで揃えられている。
命令を実行する様子は誰もが見ることができるのだが、
落札し命令を下した三人には、この女の子がボックスに入ってから出るまでを収めた動画が送られるとあって、
むしろ全裸になってからのほうが価格は高騰する傾向がある。
とはいえ、最低落札価格が安くないため、三回の命令を待たずに、
あるいは全裸になることなくショーが終わることも珍しくはない。
女の子側は、売り上げの半分を得ることが出来るとあって、
一度のショーで10万円20万円どころか、人気が出れば100万円以上を稼ぐこともある。
さらに「着替え」として、衣装代は全額補填され、
帰りの服装は衣装室から自由に選ぶことが出来る。
この衣装室が以外にも充実していて、
複合型ファッションビルか、もしくはファッション誌を小さく詰め込んだくらいに充実している。
もちろん、例え内容が過激でも、客と目を合わせたり会話することなく、
ボックスの中で行為が終わるというのも、女の子にとっては大きなポイントだ。
高額の報酬と破格の待遇……
そんなワケで私も、このショーに参加した――
いや、参加せざるを得なくなったのだった。
★
白黄色に汚れたクロッチが見えないようにショーツを折りたたむと、
そっと屈んで床に置いた。
もう私を守るものは、このブラウスだけだ。
……ダメだ、腕が震える……
カラン。
『ブラウスを脱いでください』
……もう、逃げられないんだから。
自分に言い聞かせるようにして、ブラウスのボタンを外し始める。
袖のボタンを外し、細紐のリボンを解いて、
第一ボタン、第二ボタン……とボタンを外していく。
はらりとシャツが開き、A75の小さな胸が現れる。
ぷっくりと立ち上がった、イヤラシイその先端。
最後のボタンを外すだけ――そうなると腕がガタガタと震えて、
中々ボタンがホールを通らない。
前を向いていた視線を落としてボタンを見ると、
白いブラウスのトンネルの向こう、少し膨らんだ下腹部の下に、
昨日処理した陰毛と、ぎゅっと力の入った足指が見えている。
プツン。
ちょっと不器用に最後のボタンを外すと、
私はするするとブラウスを脱いで、簡単に折りたたむとスカートの上にぽんと置き、
やり場のない両腕を手首で組んで、
二の腕で乳首を、掌で股間を隠した。
「おぉ~出ましたッ、三人振りの真っ裸~ッ、
さぁさぁ……それでは皆様お待ちかね!!
田島真理奈ちゃんへの自由命令タイムですーッ!!
なんとなんとぉ、現役JKッ、初来店初登場!まさに無垢!
本人は最初で最後だと言っています!!
ぜひとも何度でも来ていただきたいとは! 皆様も私も思うところですがね!
見てください、真っ赤な顔しちゃってぇ~、どうですかこの初々しい表情!!
少しおっぱいは小さいですがぁ~っ……おぉっと、これは余計でした……
いやいや、それもまたリアルJKの魅力ですよねッ!
学校ではぁ、吹奏楽部でトランペット奏者、なんと演奏会でもレギュラー!!
さらにその腕前で有名私立大学に進学が決定済みという、
文武両道のマリナちゃん!
やっぱり若い子は肌の質感がちっがいますね~、店長もさっきから興奮しております!
いい匂いの染み込んだ服をゲットされた方もぉ、大変ラッキーでしたがぁ、
ここからはさらに、さらぁに高騰必死~ッ!!
一生モノのオナネタを手に入れるチャンスを見逃すなぁッ!!
ここで金使わずにどこで使うんだぁ!?
さぁ……入札開始ぃーッ!! 張り切ってどうぞぉ!」
脇の下が汗をかいて、じとっと湿っていた。
(帰りたいッ……)
でも仕方ないんだ、こうでもしなきゃ、こうでもしないと……。
★
『黒パンスト直穿きで、出来るだけいやらしくオナニーをしてください』
「……はい」
道具箱を除くと、コンビニで売られているようなストッキングが何セットか入っていた。
たぶん、よくある指示なのだろう。
私はその中からドットの入った、20デニールのストッキングを選ぶと、
両足を通し、膝の辺りにたまった生地をぐいぐいと引き上げた。
(恥ずかしがってる場合じゃない、ここで頑張らなきゃいけないんだ)
命令は、一つに付き2分間実行されるのだが、
誰かが「延長料」を払うと30秒間延長される。
この延長量は8割女の子へバックされるため、
稼ぎたい女の子にとっては、裸になってからどれだけ観客を興奮されるかが大切だ。
唯一「売れ残った」ヘアピンのお陰で、前髪は綺麗に分けられたままになっているけれど、
照れ隠しもあったのだろうか、つい癖で分け目を直してしまう。
先日ストレートパーマをかけたばっかりの、鎖骨くらいまでの黒髪。
何の特徴もないただの女子校生。
ストッキングの中でアンダーヘアが、汗で湿っていたのだろうか、
べたっと肌に押し付けられていて、それさえも黒越しに透けて見えるのがなんだかイヤラシイ。
スピーカーから観客を盛り上げるための、店長の質問が聞こえてくる。
『真奈美ちゃんは、オナニーするのかな?』
「はい……指で、ときどき……生理前とか」
答えながら、私はゆっくりと反転し、ディスプレイのないさっきまで背中を向けていた壁に左手をついて、
右手をれろんと舌で舐め、唾液で濡らした。
「エロい……サンプル動画とかみて、それで……」
『おぉっと、これは法令違反ですねぇ、皆さん口外なさらず……
まぁ口にして困るのは皆さんですがね、はははっ!』
チリン。
延長のコインが投げ込まれる音が、後ろのディスプレイから響いた。
店長のMCに対するチップということなのだろうか?
少し笑いそうになってしまったけれど、同時に緊張がほぐれた気がした。
緊張しているのか、口が渇いている。
私は少し前に居直ると、道具箱からラベルのはがされたローションを取り出し、
後ろと、前からどろどろとストッキングの中に流し込んだ。
冷たいローションが股間を濡らし、お尻を塗らして、ゆっくりと肌とストッキングの間を張っていく。
チリン、チリン。
さらにストッキングの上から、自分のお尻へぎゅうっと容器を摘んで、
勢い良くローションを垂らした。
『おぉっと、あんまりウブなのでサポートが必要かと思いましたが……
意外にもいいパフォーマンスだっ、天性のマゾ真理奈ちゃん!
しかしたまりませんねぇ、細くて健康的な足に絡みつくローション、透け透けのエロいストッキング!
さてVTRを手に入れたお客様からの、うるせぇクレームを避けるため、
私は一旦お暇致します~っ』
チリン。
私の下半身と右手は、すっかりローション塗れになった。
それをゆっくりと引き伸ばし、
お尻を、背中を、胸を……手の行き届く範囲を、
透明のヴェールで覆っていく。
そうしてごん、と音をたてて頭を後ろ側の壁に当てると、
軽くかかとを上げてつま先立ち気味の姿勢になり、
右手を前から、左手を背中側から、ローションの水溜りになったストッキングの中へ入れた。
「んぅ……!」
何か生き物が入ろうか迷っているみたいに、
きゅっきゅっとお尻の入り口を左手の腹で弄り、
手首の辺りにくしゅっとしたヘアの感覚を感じながら、
右手の中指でクリトリスをぐっと押す。
ローションを使ったのは初めてだったけれど、
ぬるぬるした指でするオナニーは、明らかにいつもより気持ちよかった。
それに、この格好でオナニーをしている自分と、
私を見ながらオナニーしている人間の見えない、けれど熱い視線を思うと……
ぞくぞくした悪寒が背筋を走る。
「ぁ……ぁ、きもち、いぃッ……、です……」
チリン、チリン。
安易でチープな台詞に思えたけれど、時間は再び延長された。
リアルタイムに「評価」されると、こんなことをしていても、
なんとなくテンションが上がってきてしまう。
(こういうのがいいんだ……)
頭にちょっとした鈍痛を感じた私は、そのままゆっくり座り込むことにした。
快感で立ってられない……そんな感じに見えるように。
ぐちぐちと粘液の音を立てながら、クリトリスとアナルを一緒に弄る。
「あっ……ぃは、ぅッ…… はぁっ、ぅーっ……」
ふる、と膝を震わして、そのまま膝立ちの格好に座り込む。
繊維からもれ出たローションが、雨漏りのように床へ零れていく。
(語りかけたほうがいいのかな
ってか、こんな状況で感じるって……最低だ、私……やらしい。
ヘンタイ……っぽい……)
段々と自分が熱に浮かされていくのを感じた。
『マリナちゃん、足良いから、きっとそういうフェチのお客さんが盛り上がると思うなぁ……
そーいう人はね、足の裏とか好きなんだよー、普通だと見切れちゃうから、わざと見えるようにしてみてね』
店長がショーが始まる前、言った言葉をぼんやり思い出した。
お腹を押さえ込むよう座り込んだ姿勢から、くるっと向き直って、
さっきまで頭をついていた壁に肩から上を預け、正常位みたいな格好でカメラに向き合う。
そのまま、平泳ぎのキックみたいに両足を持ち上げて、
足の指先がカメラに向くようにした。
あぐらを組んで座って、そのまま後ろへひっくり返ったみたいな格好。
その状態でわざと大き目な動きで、足の指をもじもじと色々な方向へ動かす。
チリン。
さらに左手でお腹に食い込むストッキングの端、ゴムになっている部分をぐっと持ち上げて、
ストッキングをきゅっと股間に食い込ませながら、右手を思い切り、ぐちぐちと動かした。
中指を下側からクリトリスに当てて、上下に、あるいは、丸を描くみたいに、
掌全体をぐちゅぐちゅ音を立てて動かす。
ゴムにも、乾きにも邪魔されない右手は、ぬるぬると固くなったクリトリスの上を滑った。
「や……やばい、いつもよりッ……感じ、ます……
イ、イきそぉ……」
……嘘じゃなかった。
私はひどく、病的といっていいほどにイきやすい体質なのだ。
イけないなんて悩みを聞くと、「そうだよね」なんて言いながら本当なのかと疑ってしまう。
もしイきたいと思えば、私はすぐにイくことが出来た。
それこそ病気のように、作業のように、一分に一回はイくことが出来る。
ところがイってしまうと、やっぱりそこでオナニーは終わってしまうから、
私は一生懸命に自分を焦らしながら、ゆっくりとするのが癖だった。
頭に浮かんだ恥ずかしい言葉を堪えずに言ったのに、
鳴らない「チリン」の音に私は、
きっと演技だと思われたんだ、と思った。
(たぶんその通りだったんだろう)
「……私、病気だから……
すぐ、イっひゃうんです、ほら、見てください、もうこんな……」
私はさっきよりも少し高く足を上げて、ストッキングの中で膣の入り口を指差した。
自分でも見える。膣から、白い液体がどろっと一筋零れているのを。
まるで男の子の精子みたいな、私のヤラシイ体液。
それを指で掬い取ると、クリトリスに塗りつけ、
差し込んでいる左手の人差指と中指で挟み込むようにして陰核の包皮を持ち上げると、
むき出しになったクリトリスをさっきよりも激しく、小指をぴんと反り返らせてぐちぐちと弄った。
「カレとの……セックスでも、
1分に一回はイっちゃって……もう苦しいから別れました……
でも、性欲強いからッ……一日に十回はオナニー……して……
休み時間もぉ……トイレでちょっと弄れば、すぐイ……
あ、やばッ、あーっ、これイ……イくッ……!!
あーっ、イ、イきます、イっていいですか?もう……!
やっ、ぁ、あイくッ――!」
透明なストッキングの向こうで爪がぐっと生地を引き伸ばしながら、内側に目一杯折れ、
私の口から涎が零れそうになり、鎖骨の辺りにびっしりと汗が浮かぶ。
人に見られながら、ローションまみれで、こんなやらしい格好で……
張り付く陰毛と、小さな胸と、お尻まで見られながらのオナニー。
私の妄想よりもずっとずっとやらしい格好……
思っていた以上に私の快感は深いものだった。
「あ、やら、ヤバ……これッ……
あ、ごめんなさぃ、また、またイ……っちゃいますぅッ……くぅッ……
ぅーっ、あ、ぁイっちゃ……ぁッ…… ――んぅあッ!!」
頭の中で閃光がはじけて、一瞬、頭の中が真っ白になった。
ピーッ!
音がして、延長のないまま一回目の命令が終わる。
(はぁ、はぁッ……やばい、むちゃくちゃ感じる……
あーでも、演技とか思われてるんだろうなぁ……)
私はなんだか、ほっとしたような、空しいような気持ちになった。
……けれど結論から言うと、その心配は無用だった。
同時並行で行われていた二回目の命令権をめぐるオークションは終了しており、
すぐに私への次の命令が表示される。
『バイブでオナニーをしてください』
チリン。
チリン、チリン、チリン……
(……?いきなり、延長って……
もしかして、この命令を待ってた……?
でも待って、そんな長い時間バイブで、なんて……)
チリン、チリン。
あとから振り返って、あの日何回イっただろうなんて考えてみても、
数え切れないとしかいいようがない。
ぼぉっとする頭でゆっくりと、私は道具箱に手を伸ばした。
初めて使うバイブで自分がどうなってしまうかなんて、考えることもせず。
リンク集更新
くすぐり失禁キャットハウスさん
と
ひとみの内緒話さん
を追加させていただきました!
どちらも素敵なサイト様ですので、
ご存じない方も是非一度遊びにいってみてください。
くすぐり小説はなんだか沢山の方にご覧頂いて、
ありがとうございました。
明日も小説更新する予定ですー!
そろそろまたファンタジー書こうかなぁ、
楽しみにしていてくださいね。
ではではっ
大人の健康診断④
この小説これで一応完結ですー
続きを書きたいんですが
果てしなく長くなりそうなので。
六花や羽美は気に入っているので
いつか違った部分を描きたいですね
この後どっちが「お仕置き」されちゃうのか、とか、
二人の普段の生活だとか、
あるいは違うお客さんへの責めなど。
しかし皆さんはそれ読んでも楽しいのでしょーか……
そろそろ次の作品を書いた方がいいのかな、という気もします。
つらつら書き始めてはいますが
次回作は未定です……
何かよみたいものがあったら教えてくださーい!
☆
★
彼女の姿をカウンター越しに確認した時、
私の心はひどく躍ったものだ。
それにしても、やはり時間は誰にとっても同じように流れていて、
私達が大人になる間に、彼女も大人になっていったようだった。
検査と言うこともあってだろう。
あの日の彼女は私達と同じように、ほとんどすっぴんに近いようなナチュラルメイクで、
プリン気味の茶髪をシンプルに後ろで結んでいた。
それが今では随分可愛らしいボブになり、
前髪までアイロンで内側にくるんと巻いているし、
ピンクベージュのチークを横に広く乗せ、
潤んだ唇もその柔らかさを主張している。
……そんな彼女が見せるこの表情。
快感に目を瞑り、歯を食いしばったかと思えば、
くすぐったさに目を見開いて涎を零し、
張り付いた生地越しにその濡れそぼったヒダの形が見えるほどに、
白濁交じりの愛液でぐっしょりと股間を塗らしている。
何かに助けを求めるように手を伸ばし、
鎖骨とお尻のプールに唾液と愛液をそれぞれ溜め込み、
玉のような汗を脇のスジいっぱいに浮かべて、
カレシにも聞かせないだろう甲高い声を漏らしている。
私達はまるで囚われの女スパイを拷問する拷問官のような気持ちだった。
――もっとも、吐かせる情報などないのだけれど。
ああ、いけない、アイマスクを外すその向こうで、
また顔がニヤけてしまう。
あのぼろぼろの泣き顔をまた見れるのかと思うと……
私はそっと彼女を拘束する枷とアイマスクに手を掛けた。
羽美もまた、興奮した面持ちで、顎を持ち上げてその顔を覗き込んでいる……
★
「――っ、はぁッ!あーっ、はっ、ぅーっ、はっはっ……お願い、お願いです、かッ……ら、
許して、もう、許してくださぃぃッ……!!」
「あは、嘘付きですねぇ、やめて欲しくなんてないくせに……
ほら、上手にいえなきゃまた嵌めちゃいますよぉ?」
六花ちゃんが、私の唾液が滴る棒状の口枷を、肉棒を舐め上げるようにれろん、と嘗め回す。
……言われるまでもなかった。
私は、真っ暗闇の中で、強烈に何度も何度も、その事実を認識させられていた。
つまり私は、くすぐられて、興奮しているんだ。
彼女達に縛られ、体を触られ、見知らぬ機械で弄られて――
その圧倒的な快感量と、身動き出来ないという状況に、
これ以上なく、興奮している。
どうにかして逃げたい、許されたい、もう耐えられない……
そういう気持ちが確かにある一方で、その絶望的な気持ちさえも興奮に摩り替わってしまうような
変態的な性質が自分の心根にあるということを、まざまざと見せ付けられた。
その証拠に今、この瞬間も、私は彼女達に苛められたいと、そう願ってしまっているのだ。
「許してッ……ヤだ、こんなのもうッ……!!
止めないでぇッ、イかせてよぉッ……はっ、ぅーッ……
もうどうなってもいいからぁッ!!
……ま、待って、まだッ……ちゃんと言うから……!
わッ……私は……
あの日以来、何回も二人を思って、オナニーしてッ……ましたッ……
仕事のなのに、女の子くすぐって……興奮する……変態です……ッ……
だからぁ、いじめてぇッ、最後までしてくださいッ……!!
もう、我慢出来ないのッ、イかせて、イかせてください、思いっきり、何度でも……」
「私達のくすぐり奴隷に……」
「玩具になってくれますぅ?」
「なりますぅ、くすぐり奴隷にしてくださぃぃいッ……!!
練習台にでも、なんにでもなりますから、だから…………
お願い、もう我慢出来ないの……」
「……あは」
「先生より、ずっと我慢したよね」
「うんうん、偉い偉い」
「……じゃあ、本当の地獄見せちゃいますか」
「うん、そうしよっかぁ」
23:51。
「残り時間ぜーんぶ……
気絶して、潮吹きながら白目剥いちゃうまで……」
「窒息しないギリギリのラインで……」
「ずぅっとイかせてあげます」
「何回でもイっちゃいますよぉ」
「私達なしのセックスなんて、ただのボランティア」
「……あぁ、くすぐられたい、イかされたい」
「そうやって私達を妄想して、講義中も、オナニーしちゃうくらい……」
「友達のボディタッチに感じちゃうくらい……」
「ド変態の性感狂いに改造してあげます」
「そうなりたいんでしょ?」
「ほら、どこが弱いのか言ってごらんなさい」
「どこをくすぐられたら、死んじゃいそうなほど、くすぐったいのか」
「火花が飛ぶほど興奮しちゃうのか教えなさい」
「さぁ、どうぞ」
「……わっ……脇の、スジのとこ……と……
土踏まずの……下ッ……が……
すごっく、くすぐったくてぇ……」
「うんうん、ここでしょう?」
「こうされると、笑い出しちゃうんでしょ?」
「ぎひッ…………やらぁ、いっぺんにしたら、もぉ、もう……
くひひッ……がっ、はっ……ぅ、いひひひッ……!!」
「ほら、機械もスイッチいれちゃうよ」
「もう、切れないんだけどね」
「女子高生が味わうより、ずっと強くしちゃうね」
「大丈夫でしょう?教育実習のお姉さんなんだから」
「あぎッ、ひはははははははッ!!あーっ、あっ、うひゃはぁッはははははッ!!!
ぎぁーっ、ぅーっ、あははは、ぅ――あひっ……んっ、はっ……
あーっ、ぎゃっはははははッ、やっぱぁ、止めれぇぇぇええッ……
あぁ、いひゃひゃひゃははぁッ、でもぉ、止めないでくらさぁいッ……ぃっ、ぁはははははッ!!」
「ね、足より脇の方がくすぐったい……ですよね?」
「うぅん、私の足の方がくすぐったいですよね?
「だって、こうやって撫でられるのが好きなんだよ、
化粧水塗りこむみたいに優しく、くにくにって」
「違うよぉ、こうやって猫の手に固めて、くしゅくしゅされたらぶっ飛んじゃうんだから」
「あぎぎぎッ、ぎゃあっははははははははッ!!
あ゛ぁもう゛ーッ、わからないすぅーッははははッ!!!
ぃやははははは、死ぬぅーッ、笑い死ぬぅッはははははひゃひゃひゃッ、ぎはははははッ!!
やぁーッ、イっくぅあぁぁぁぁぁぁッ…………ははははっ、ぅーっ、イげないよぉぉおーッ、
くすぐりやめてぇぇぇえええッっぃはははははははッ!!」
「あは、くすぐりで戻ってきちゃう?」
「大丈夫ですよぉー、そのうち超えちゃって、そしたら戻ってこれないですから」
「あ゛ぁぁぁぁぁあああッ…………
ぅーっ、が……ッ、はっ、はっはっはっぁっはっ……
あぁッ……イ、イっちゃ……ぅひゃははははッ、ぃーっ、いーッ、
あぁやらぁぁぁッ、わけわかんな……ぃっはははははははッ、
ぅ、あっはッ、ぃ、い、イ、イっぐ、イきそ、ぅひひひッ、ぎゃあっははははッ……
ぅーっぐ、ぐぃ、ぐるし、じぬ、死ぬ、しんじゃぁああうーッ!!
あぃ、うーっ、ぁ、あーイっちゃいますぅぅううッ――!!」
涙の向こうで、二人はああでもないこうでもないといいながら、
まるで玩具のように私の体をそれぞれの指でまさぐりあっていた。
私の頭では何かがはじけて、
比喩なんかじゃなくて一瞬、本当に視界が真っ白になって、
思考が断片化された。
「…………あ゛っぐッ、ひっ、ぅひひひひッ!!
やぁ、やぅらぁ、イっちゃ……ぃまひらぁッ……」
「あぁ、大丈夫、わかってますよぉ、ちゃんとモニターに出てますから」
「いちいち報告してくれなくてもいいんですよ」
「だって、数え切れないほどイくんですから」
「安心してください、死にそうになったら、ちょっとだけ休ませてあげます」
「ね、これって、どこも疲れないでしょ」
「あは、体は疲れてるでしょうけど……」
「膣が擦れるとか、クリが痛いとか……そんなことないんですよ……一生ね」
「脳で感じてるだけなんですって。
子宮への刺激を全部快感だって認識しちゃうんだって」
「だから体は無傷なんです」
「あは、だからね、こうやってワケわかんなくなっちゃうと、
くすぐられてるのさえも、痛いくらい……」
「そう、針で刺されるみたいに気持ちいい」
「全身を電マで刺激されてるみたい」
「あぁ、そういえば電マって使われたことあります?カレシとかに」
「うぅん、ないみたいだね」
「じゃあついでに体験してみましょっか」
「くすぐりと、脳感と、電マの刺激で……」
「狂っちゃってくださいね」
「さぁあと、18分もありますよ」
「あひ……ぅひっ、ぅーっ、ぁぐ、ひっ……
やらやらッ、ゆるひて、くらはいッ……お願い、おかし……
あぁッ!!おか、おかしくなっちゃぅッ……ぁッ……
おかひくしてぇッ…………ぃひひっ、あ、まら、くすぐったくなって…………」
☆
あぁ、またイくッ……
足の裏がくすぐったすぎて、呼吸が、息が……
あ、イく、イくいくいくいく……
気持ちいい、きもちいい、もう全身きもちいいぃぃッ……!
足の裏で、あ、イっちゃうッ……ぁ♪
ぅ、あーっ、ぃく、イってる、あーもう、イってるのか、イってないのか、も、わから、な……
☆
「んあぁ、またイくッぃっはははははははは!!
あぎぃっひっはははははははははははッ、ぎゃっはひゃひゃひゃひゃうっひゃひゃははッッ!!
あ゛、足の裏っがぁぁッぃっは、はーっ、くすぐったすぎてぇぇぇぇッ、ひゃひゃははははッ!!
んぅーッ!あぁイっくぅぁぁぁぁーっ、くすぐられてッ、イっひゃいますうぅぅぅうううーッ!!
うぁ、こわれる、私、ワタシ、こわれちゃいますぅッ…………限界なのぉ、ぁーっ、
全身、ぜんしんくすぐったいぃぃいいッ!!
ほんとに、もぅイけないッ、イッ……あーっ、足の裏、っでぇ、イっひゃぅ、
あーっ、ぅあ゛、ぐーっ、イっく……イくイくイっちゃうッ、あぁぁぁッ……!!」
ピーッ!
0:00。
☆
「……ぁ」
「あ、気付きましたぁ?」
目が覚めるとそこは、どこかの教室だった。
いやとりあえず、そんな様に見えた。
ワタシの目の前には、消し損ねた白粉が緑にびっしりとついている大きな黒板があり、
振り返ると、一回り小さな黒板があり、
その下には正方形のロッカーがあり、誰か知らないこの名札が張ってある。
けれど窓の向こうは真っ暗で、おそらく、壁のように見えた。
「ここは……」
自分の体を見下ろすと、ここに来たときと同じ私服に着替えていることに気付いた。
シフォン素材の真っ白なブラウス、キャミソールにブラジャー、
深い紺色のリネンミニスカートに、足元に大小の五芒星がいくつもプリントされた、タトゥーストッキング。
そして天井から伸びる鎖に両腕をつられ、
よく見ると床にボルトで固定されている木製の机、その天板に四つある枷で、
足首と膝下を拘束されている。
全身がたまらなく気だるい。
「3-1ですよ、ほら、視聴覚室の隣にあったでしょ?」
「あは、下手なイメクラよりずぅっと、よく出来てますよね」
「あははっ、そうだよねー、“現役”の私達が監修したんだからさ」
「うんうん、特に教室と視聴覚室は、予算オーバーしてるんですから」
「あれから気絶しちゃって、ずっと寝てたんですよ」
「千佳ちゃんのアヘ顔かわいかったなー、後で写真見ますぅ?」
「あ、あの……今、何時で……」
「今は1時ですよ、あぁ、25時ですね」
「千佳ちゃん一人暮らしですよね」
「あは、住所も分かっちゃった、でもいいですよね?」
「そうそう、千佳ちゃん言いましたから」
「くすぐり奴隷にしてください、って」
「あっ……あれは、その……何も考えられなくなって、
だって……もう時間終り……」
「そうですよぉ、もう営業時間は終わって、ここには私達三人だけです」
「でもね、気付いちゃったんですよ、私達」
「まだまだ私達のドレイをくすぐりたりない、って」
「だって、半分は“気持ちいい”攻めでしたもんね」
「あの格好じゃ、背中もお尻もくすぐれないし……」
「これからは家にも遊びに行って、くすぐってあげますからね~」
「嬉しいでしょ、お金払わずに私達に思いっきりしてもらえるなんて」
「やっ…………やだやだ、やだ、
だって、もうムリです、もう許して……いいでしょ?
だってさぁ、おしっこも漏らして、お、オナニーの話までしたじゃないッ、
それで、いっぱいイかされてッ……」
「……ねぇ六花ちゃん、この子まだドレイの実感ないんじゃなぁい?」
「ね、まだ調教が足りないんだぁ」
「いやだ……やだやだっ、なんでもします、なんでもしますからッ、
だから、くすぐりだけは、もうッ――」
「ね、ストッキングの上からって、ヤバいですよぉ」
「背中もぞくぞくしちゃうしね」
「あはは、自分が弱点なだけじゃなぁい?」
「なっ……バカ、自分だって首筋だけで濡れる癖にっ」
「き……聞いてよぉッ!」
「はいはい、もう我慢出来ないんですね?」
「仕方ないくすぐりジャンキーさんですねぇ」
「違う、違いますッ、ねぇ、ほんとなの、これ以上されたら……」
「大丈夫ですよ、今度は混じりッ気なし……
苦しいだけのくすぐりで苛めてあげますから」
「どっちが上手いか勝負だからね~っ」
「あはは、じゃあ負けた方は“お仕置き”だよ、いいの?
買った事ないじゃん、ウミ」
「ぐっ……今日こそはリベンジだぁッ!
始発までにどっちがいいか決めちゃうんだからね」
無邪気な十本のナイフが、ワタシの肌にゆっくりと刺さる。
あぁ、もう、こんなにイヤなのに、
ぞくぞくと鳥肌が立つほど苦しいのに、
触られる前から涙が浮かんでいるのに、
ストッキングが破れそうなほど足指を曲げながら、
涎さえたらしそうになりながら、
私の顔は、くひっといやらしい顔に歪んでいってしまう。
指が私のお尻と、足の裏に触れた――
あの音がする。
ピッ……
240:00。