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政治
竹島関係閣僚会合、官房長官が制止
2012.8.15 01:01
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玄葉氏が11日に表明した竹島領有権問題の国際司法裁判所(ICJ)提訴についても、首相と玄葉氏が会って対処方針を打ち合わせる予定だったが、首相が同日から「お盆休み」に入ったことを理由に電話協議に切り替えられた。
いずれのケースも事を荒立てずに穏便に済ませようとの意識が働いたことが理由とみられる。
韓国側は日本の朝鮮半島統治からの解放を記念する8月15日の光復節を前に「反日ナショナリズム」をむき出しにしている。韓国の与党セヌリ党報道官は12日、日本政府のICJ提訴方針を「盗人たけだけしい」とののしった。それでも日本政府は反応しなかった。
沖縄県・尖閣諸島でも政府は及び腰だ。
尖閣諸島の領有権を主張する香港や台湾の民間団体が同諸島への上陸を目指していることについて、首相は14日午後、公邸に米村敏朗内閣危機管理監を呼び、「緊張感を持って情報収集に努め、事態に応じて法令に基づき適切に対処するように」と指示。官邸に情報連絡室が設置された。
しかし、首相は終日、公邸にこもったままだった。
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