サッカー韓国代表プラカード掲示問題 IOC、メダル授与を保留
男子サッカーの韓国代表選手が、日本との試合後に、日本固有の領土・竹島の領有権を主張するプラカードを掲げた問題で、IOC(国際オリンピック委員会)が、メダル授与を保留していることが明らかになった。
IOCのロゲ会長は、12日の会見で、韓国の朴鍾佑(パク・ジョンウ)選手が、日本との試合直後のピッチで、竹島について、「独島(ドクト)はわが領土」と書かれたプラカードを掲げた問題について、朴選手への銅メダル授与を保留していると述べた。
IOCは、最終的なメダルの扱いについて、9月16日以降に決めるとしている。
韓国では、オリンピックでのメダル獲得で兵役が免除される規定があるが、韓国国防省は、13日朝の会見で、朴選手の兵役免除について、「IOCの決定結果を見て判断する」と述べた。