5年くらい前に買った、ThinkPad T40のファンがダメになってしまった。とにかくガラガラうるさい音がして、このまま使い続けると壊れるんじゃないか?と怖くなるくらいなのだ。
自分は今、ThinkPad T61を使っていて、このT40は、お下がりとしてカミさんの専用機となっている。ちなみに、うちにはもう一台、ThinkPad T43もあり、これはorbサーバーとして24時間稼動している。
実は数ヶ月前、このT43のファンもダメになってしまい、交換をした。その時は、売っている店をネットで探して、nortpats.comというところで交換用のファンを買った。Web Siteの表示では、「在庫なし」になっていたのだが、メールで問い合わせると入庫予定を教えてくれ、数週間待って手に入れることができた。なかなか親切な対応をしてもらったと思う。こうして、中古パーツをオーバーホールしたものを手に入れた。
今回は、正攻法でメーカーに問い合わせてみた。
ThinkPadは今はレノボの製品だが、その保守サポートはまだIBMでやっているようだ。だいたい、前の文でリンクを張った保守サポートのページ、画面を見るとレノボのサイトだけど、URLはまだwww-06.ibm.comってなってるし.....
スマートセンターというところに電話をして、ThinkPadの型番を伝えると、このT40はもうサポート切れになっていて、修理対象外になってしまったとのこと、「修理依頼ではなく、自分で交換するので、部品だけを売って欲しい。」と伝えると、IBMパーツセンターというところの電話番号を教えられた。
この手の要望は多いのか、案内も手馴れた感じだった。
スマートセンターで、部品番号(FRUと言うらしい)がわかれば、パーツセンターで話が早いと言われたので、ネットで保守マニュアルを見て調べておいた。
どうも、13N5442というのがFRUらしい。
IBMパーツセンターに電話した。ThinkPadの型番とFRUを伝えると、13N5442は既に製造中止になっていて、代替部品として"91P9252"という部品がある。値段は5,050円で送料は1,000円。あと消費税が必要とのことだった。
安くはないが、この値段ならまあアリだと思ったので、買うことにした。以前T43用の中古パーツも、本体3,780円と送料590円だったし、取り付けの際に必要になる、熱伝導グリスを別途買うのに1,000円くらい必要だったもの。
買う意思を伝えると、何か調べごとをしている様子の後、そのFRUはどうやって調べたかと聞かれた。保守マニュアルで調べたと答えると、自分のT40は作った時期によって使っているファン変わっているので、現物で確認する必要がある。と言われた。何種類かあって、それによって値段も送料も変わってくるとのことだった。
手元にT40はなかったので、とりあえず、候補となる部品番号とその値段を全て書いた注文書を一旦FAXしてもらい、こちらで現物のFRUを確認後に再度連絡することにした。
これが先週の金曜日(11月21日)のことである。
IBMから送られてきたFAXを見ると、4種類の部品が書かれていた。13N5442は5,050円で一番高く、一番安いのは91P9254という部品で、2,860円だ。
91P9254でありますように、と祈りながら、T40のキーボードをはずしてファンを確認すると、そこには91P8392と書かれていた。
FAXされた注文書には、代替部品番号も含めていくつかの番号が書かれていたが、91P8392という番号はなかった。
そこで、ググって見たところ、どうもこれは13N5442と同じものらしい。がっかり。
3連休明けの火曜日に、再度IBMパーツセンターに電話したら、91P8392はやはり13N5442の代替部品で、交換には91P9252を使う必要があるとのこと。代金、送料と消費税で6,352円になると伝えられた。
長くなったので、このへんで一旦やめとく。
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