祈りのピラミッド・・・横浜国際高校(3)
 教室に本田孝一氏のアラビア書道作品


                              祈りのピラミッド (The Pyramid of Prayer)

 ここは横浜国際高等学校の教室!

 教室にこれだけの作品があるのは聞いたことがない。
この先生の巨大な作品はシンガポールのアジア文明博物館・大英博物館・マレーシアのイスラムアート博物館など、あとは湾岸の王族やサザビーズで購入した人の居間などに飾られているはずだ。
 それが、教室におかれている。
 文化の価値を知るには本物を見ることがいちばんであるから、高校生の目にこれが提示されるのは大きな影響をもたらすのではないだろうか。


 寄贈者の本田孝一氏に羽入田校長から感謝状が手渡された。
これは松沢成文神奈川県知事からの感謝状である。

◆そのあとの本田教授のスピーチより◆
 (この環境は)私が最初に勉強したときを考えると、うらやましいような環境です。
S40年代、アラビア語学科に入ったが、まずテキストがない。辞書もなく、うすい英語ーアラビア語の冊子だけで原典購読をやらされた。(同期の人たちも)大学卒業の時は「もうアラビア語なんかやらない」と言っていた。 だから、私の世代はアラビア語を今も使ってやっているのは私しかいない。今、その時の仲間と同窓会をやっているがアラブの話は出ないくらいだ。
 皆さんにはぜひ、この環境や奨学金を生かして学んでいってほしい。

アラビア語は難しかったが、それをやることは苦労とは思わなかった。何もないから辞書をつくっちゃえと思ったし(著作の日本語ーアラビア語辞書がこの式典で、奨学生に寄贈された)、何事も挑戦だとも思う。わくわくするし、すごく面白い。
 人生っておもしろいと毎日思っている。

大学で研究対象を選んだら、(この中東・アラブ分野は)まだまだ、スタートの途に就いたばかりだから、みなさんすぐに専門家になれるので、
       ぜひ大きな大志を抱いてほしい。専門家になってほしい。
       (日本と世界の)架け橋になってくることを祈っています。


◆贈呈式が終わって・・・


                                           (写真掲載の許可をいただいています)

 最後に高校生、嬉しそうに作品の前でポーズをとる。先生もはいってということで、本田教授は『祈りのピラミッド』の作品にちなんで左右の腕を組んだ古代エジプトのポーズでという珍しい写真。

 それにしても、高校生たちは最初は厳粛そのもので固くなっていたが、
スピーチが終わったあたりからその明るくはつらつとしたパワーでここに来た人たちをすべてを巻き込んでいった感がある。
 ~~~♡~~~~~~♡~~~~~~♡~~~~~
  若いって素晴らしい!
暗いニュースばかりで緊張したままの2週間を経た後に、このような喜びの日に立ち会えたことがうれしい。
前途洋々、これが素晴らしい船出とならんことを願っている。


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by miriyun | 2011-03-29 23:19 | Comments(2)
Commented by ぺいとん at 2011-03-31 08:46 x
神奈川に引越しをして、もう一度高校生になりたいですね~。 

作品の前に絨毯が敷かれているようなのですが、ミフラーブも兼ねているとか!?
Commented by miriyun at 2011-04-03 04:18
ぺいとんさん、そうなんですよ~!
高校生に戻ってやってみたいという気持ちがふつふつとわいてきますね。
絨毯は中東の雰囲気を表す役割を担っているようです。
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