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気仙沼線BRT試運転 陸前階上−最知、20日から暫定運行
 | 陸前階上駅−最知駅間のバス専用道路で試運転するバス。奥は陸前階上駅=13日正午すぎ、気仙沼市長磯船原 |
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JR東日本が20日から暫定運行するJR気仙沼線のバス高速輸送システム(BRT)で、専用道を使った試運転が13日、宮城県気仙沼市で始まった。運転手がバスに乗り込み、専用道を走行する際の注意点を確認した。 試運転は、専用道が完成した陸前階上−最知間(2.1キロ)で始めた。運転手ら約20人が赤い車体の専用バスに乗り、専用道に出入りする交差点や、バス同士がすれ違う待避所での運転方法を確認。駅ではホームに降り停車位置を確かめた。 運転業務を担うミヤコーバス(仙台市)の菊地徹安全管理部次長は「安全安心を第一に運転訓練を重ね、万全な態勢で運行したい」と語った。 20日からは、専用道と国道45号を使った暫定運行がスタート。柳津−気仙沼、本吉−気仙沼間などで1日上下計49本を走らせる。 JR東日本は、柳津−気仙沼間(55.3キロ)の6割を専用道にする計画。今後は最知−松岩、不動の沢−気仙沼の一部区間でもレールの撤去や舗装工事を始める。
2012年08月14日火曜日
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