竹島:李大統領上陸 余波が大統領選候補者レースに広がる
毎日新聞 2012年08月14日 10時35分(最終更新 08月14日 10時53分)
05年に公開された韓国の外交文書には、62年9月の日韓会談予備接触で日本側が「竹島は価値のない島。爆発でもしてなくしてしまえば問題がなくなる」と述べたと記されている。韓国の金鍾泌(キム・ジョンピル)中央情報部長(当時)も記者団に同様の発言をしたことが知られている。
李大統領が竹島に上陸した10日、韓国紙・朝鮮日報は大統領選の有力候補など6人に「大統領になったら(竹島を)訪問するか」と質問し、11日付紙面で結果を掲載した。4人は回答を保留したが、朴元代表は「国益のためなら訪問を検討することはあり得る。何が本当に国益のためになるのか冷静で合理的に判断し、領土主権を守っていきたい」と回答。民主統合党の金斗官(キム・ドゥグァン)前慶尚南道知事(53)も「行くことはあり得る」と答えた。