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大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号
平成24年8月11日04時46分 気象庁予報部発表
(見出し)
11日から13日にかけては、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が
非常に不安定となるため、雷を伴った激しい雨が降り局地的に大雨となるで
しょう。河川の増水やはん濫、低い土地の浸水、土砂災害に警戒し、落雷、
竜巻などの激しい突風に注意してください。
(本文)
[気圧配置など]
11日から13日にかけては、日本付近に南から暖かく湿った空気が流れ
込み、また、寒気を伴った上空の気圧の谷が次々と通過する見込みです。こ
のため、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となるで
しょう。
[防災事項]
11日から13日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で、雷を伴った
激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
このうち、11日は、西日本と東日本で1時間に70ミリの非常に激しい
雨の降る所があり、局地的には1時間に90ミリの猛烈な雨が降る見込みで
す。
河川の増水、はん濫、低い土地の浸水、土砂災害に警戒し、落雷や突風に
注意してください。特に、屋外での活動には十分注意をしてください。
また、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となるため、竜巻などの
激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合に
は、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項等]
地元気象台の発表する、警報や注意報、気象情報等に留意してください。
この情報は、「大雨と雷に関する全般気象情報」を引き継ぐものです。次
の、「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は11日17時頃に発表す
る予定です。
警報や注意報に先立って注意を呼びかけたり、警報や注意報の内容を補完するために発表します。
また、少雨や長雨などに関する情報も、気象情報として発表しています。