【ロンドン原田公樹】イングランド・プレミアリーグのウィガンは13日、アーセナルのFW宮市亮(19)を期限付き移籍で獲得したと発表した。期間は今季末まで。イングランド生まれのナイジェリア代表FWビクター・モーゼスがチェルシーへ移籍することが濃厚になったため、代役として白羽の矢が立った。
ウィガンは英国中西部を本拠地とする中堅クラブで、昨季は15位。スペイン人のマルチネス監督は、緻密なパスサッカーをスタイルとするのが特徴。
宮市は昨季後半、ボルトンへ期限付き移籍。2月11日に途中出場でプレミアデビューを果たした。その相手がウィガンだった。終盤にスルーパスで抜け出して絶好のシュートを放った。その1週間後、初先発したFAカップのミルウォール戦で初ゴール。昨季はボルトンで準レギュラーを取り、リーグ戦に12戦出場した。
ウィガンの今季リーグ開幕戦は19日、ホームでチェルシー戦。宮市は日本代表のベネズエラ戦後、渡英してウィガンの練習に合流する。
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