大府高出身・小山が凱旋登板　ナゴヤドームでプロ初星狙う

　巨人の小山雄輝投手（２３）が凱旋（がいせん）登板でプロ初勝利をつかむ。愛知・大府高出身の２年目右腕は１５日の中日戦（ナゴヤドーム）に先発予定。

　昨年５月の名古屋での登板では４イニング２／３を１失点で勝ち負けがつかなかったが「１年前とは全然違う投手になっている」と“２度目の正直”に気合十分だ。

　前回８日の阪神戦（東京ドーム）では５イニングゼロ封。勝ち星こそつかなかったが、プロ入り５度目の先発で初めて５回を投げきり「去年は新人で面白そうな投手がいるってことで使ってもらったけど、今年はファームでちゃんと実績を積んでいる」と自信を深めている。

　１５日は中日・吉見との投げ合いが濃厚で「地元で、吉見さん相手に初勝利ならいいですよね」と小山。待望の初白星を最高の形で挙げてみせる。　（臼杵秀之）