魔法少女リリカルなのは〜蒼い月が満ちた夜〜 (華海礼毅)
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踏み台転生者に憑依したのは人外だった。
というか、転生者にとって人外こそがオリ主。
プロローグ1
原作キャラside.
関わらないでほしい。
私達が “あの少年” に抱く気持ちだ。
彼は、毎日毎日私達に近づいて来る。
それだけなら問題は無いのだが、問題は彼の性格だ。
「はあぁぁぁぁ……………」
盛大に溜息をつく。
「あぁもう………ウザいったらありゃしないわ…………」
「そうだよね……………」
前者の、彼に嫌悪感を表しながら呟いたのは、〔アリサ・バニングス〕。
アリサちゃんは日米で大企業を経営する社長の一人娘で、日本有数の富裕層に属している娘なの。親の鬼才を濁りなく受け継いだらしく、本人は日本生まれの日本育ちだが英語も完璧に操る天才だ。
後者に呟いたのは〔月村すずか〕。
すずかちゃんは紫の髪をしていて、軽くウェーブがかかっている。こちらもアリサと同様に富裕層の一家に付属しているのだが、バニングス家と見比べると見劣りするのは仕方が無い。でも、深窓のお嬢様って感じの娘なの。
二人とも可愛いんだけど、その表情は曇っている。
私達は親友同士なんだけど、三人全員が、彼から被害を受けてるの。
アリサちゃんを筆頭に(というか主に)彼に文句を言うのだが、彼は毎回勘違いして、
「照れ隠しすんなよ、可愛いなぁ」
とか言って来るの。頭腐ってるの。
そんな風な性格なんだけど、顔はとってもイケメンなの。
見た目は肩までの薄青い銀髪で、目は右が銀で左が碧のオッドアイ。
顔付きはまるで人形の様に儚く、触れるだけで崩れそうな線の細さなのに、強い目の力のおかげで人形の様なイメージは消え去っている。
体も均整の取れた体格で、以外にがっしりしている。
非の打ち所がない程のイケメンなのに、性格のせいで残念な事になっているのだ。
しかも、世界は自分中心に回っているとでも言うかの様に、傍若無人な振る舞いをする。女子は全員自分に惚れていると思ってるらしく、女子に対してかなり馴れ馴れしい。なのに、私達以外の娘達はコロリと落ちるのだ。
&女子に男子がちょっとでも近づけば、親の敵を見る様な目で敵意を向ける。
そのせいで女子と男子は仲があまりよろしくない。
なので、一番馴れ馴れしく近づかれる私達は、女子から嫉妬されるので、気疲れも半端ない。
いっその事転校しようかと思うが、親友達を残してはいけない。
三人で苦労をやっと分散してるのに、私が抜けたら二人が更に大変になる。
そんな事は出来ない。
だけどいつまでも鬱々としてはいられない。
気分を帰るために頬を両手でペチペチと叩き、わざと明るい声を出して二人に話しかける。
「そ、そういえば、昨日の宿題難しかったよね。」
「そうだね。私、ここがわかんなかったんだけど…」
「あ、私も!アリサちゃん、教えてよぉ」
「全く、仕方ないわねぇ。」
私の思惑がわかったのか、同意してくれる二人。
和やかなムードでおしゃべりをしながら宿題をする。
一時的に彼のことを忘れられていた休み時間は、予鈴によって終わる。
「あぅ〜…もう時間?」
「そうね。早く片付けましょ」
ぱっぱと勉強道具を片付け、席に戻ろうとした時………
問題の少年は現れた。
どうもー。作者の華海礼毅(ハナウミライキ)です。
ちょと今回の話、短めでしたかね……
でも小説書くの始めてなんですもの( ;´Д`)
次回は少年が現れます。が、少年の様子が………!?
評価をくださると泣いて喜びます。
でも誹謗中傷はやめてくださると有難いです。
豆腐メンタルですのでσ(^_^;)
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