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キム第1書記の後見役が中国訪問
8月13日 22時4分

キム第1書記の後見役が中国訪問
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北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記のおじで、後見役とされるチャン・ソンテク氏が、13日、中国を訪問し、両国が進める開発事業について協議するほか、年内にも見込まれるキム第1書記の訪中について中国の指導部と意見を交わすとみられます。

チャン・ソンテク氏はキム・ジョンウン第1書記のおじに当たり、キム第1書記の視察に最も頻繁に同行するなど後見役を担っているとされています。
チャン氏は、日本時間の13日夜7時半すぎ、およそ30人の代表団を率いてピョンヤンから空路北京に到着しました。
今回の訪問の目的について、北朝鮮の国営メディアは、中朝両国が北朝鮮北東部のラソンなど国境地帯で進めている共同開発について協議するためだと伝えています。
北朝鮮の経済改革や外資誘致で主導的な役割を果たすチャン氏を派遣することで、中国との開発事業を進め経済の立て直しにつなげたい北朝鮮の姿勢をうかがわせています。
また、チャン氏は滞在中、胡錦涛国家主席ら中国の指導部と会談し、年内にも見込まれるキム第1書記の訪中などについて意見を交わすものとみられます。
このほか、経済発展が目覚ましい中国南部や国境を接する中国東北部を視察するのではないかという見方も出ています。

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