悠仁さま、東京・港区の美術館をご訪問 タッチパネルにもご関心
秋篠宮ご夫妻と長男・悠仁さまは13日、東京・港区の美術館を訪問され、日本美術を鑑賞された。悠仁さまは、タッチパネルにも興味津々のご様子だった。
13日、悠仁さまは秋篠宮ご夫妻にともなわれ、東京・港区のサントリー美術館を訪問された。
悠仁さまは、秋篠宮さまと手をつなぎ、ススキの林のアプローチを通られた。
また、江戸時代の京都の暮らしを描いた「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」はタッチパネルになっていて、画面を指先で触れると、その部分が大きく引き伸ばされる。
悠仁さまは、盛んに画面に触れられていた。
そして、悠仁さまは、天皇のお住まいだった「内裏(だいり)」の図のところでは、「内裏って何?」とご夫妻に質問されていた。
ご説明した担当者は「自分がお茶わんの中に入って、“お抹茶にまみれてください”というような空間があるんですけれども、すぐに入って行かれて、コロンと転がって。『お父さまもお母さまもいらして』ということで、親子3人、お抹茶リビングでおくつろぎになったりと」と話した。
生き物が大好きで、好奇心旺盛な悠仁さまは、2012年の春には水族館を見学され、エイとカメに興味津々のご様子だった。
2011年の夏休みは消防博物館を見学され、2010年の夏休みは国立科学博物館を見学された。
悠仁さまは、動物や昆虫にも興味津々。
9月に6歳の誕生日を迎えられる悠仁さまは、現在、お茶の水女子大学付属幼稚園の年長組になられた。
皇族方が多く通われている学習院ではなく、国立の幼稚園を選択されたことは、当時、大きなニュースとなった。
2009年11月、紀子さまは「悠仁も年齢の近い、同年代の子どもたちとふれあう機会が大事であると考えております」と話されていた。
宮内庁担当の宮崎千歳記者は「やってみたいこと、自分の関心がどういったところにあるのかというところを、それぞれご自分が見極めて、そこを伸ばしていけるような、そういう方針をバックアップしたいというところが、1つの大きな柱として」と語った。
2年保育の学習院の幼稚園ではなく、お茶の水女子大学付属幼稚園を選ばれた秋篠宮ご夫妻。
悠仁さまは、2013年に小学校に進学される。
宮内庁担当の宮崎千歳記者は「お姉さま方が通われた学習院初等科もご自宅から近いですし、選択肢としてはあると思います。一方で、今、お茶の水幼稚園で、非常にのびのびと幼稚園生活を送られているということですので、そのまま付属の小学校に進学されるという方法もあります」と語った。
一方、皇太子ご一家は静養のため、静岡・下田市の須崎御用邸に入られた。
滞在中、水泳を楽しみにされている愛子さま。
静岡県の川勝知事が、得意な泳ぎ方を尋ねると、「平泳ぎです」と答えられたという。
実は、2年前に須崎御用邸を訪れた時、初めて海水浴に挑戦され、今回で2回目。
愛子さまには、2013年に学習院初等科恒例の遠泳大会が控えている。
滞在中、愛子さまは、遠泳に向けて特訓されるのかもしれない。
宮内庁担当の宮崎千歳記者は「お友達と一緒に、例えば水族館に行かれたり、英語のセミナーに一緒に通われたり、視野を広げたり、自信をつけたり、そういう体験を、夏休みを利用してなさっているようにお見受けします」と語った。
愛子さま、悠仁さま、それぞれに充実した休みを過ごされているご様子。