観客席で、銅メダルを獲得した日本チームを祝福する応援の人たち=アールズコート(共同)【拡大】
ロンドン五輪第16日・バレーボール女子3位決定戦(11日、日本3-0韓国、アールズコート)悲願の銅メダルを獲得したバレーボール女子のエース、木村沙織(25)の地元、東京都あきる野市内のホールで開かれた応援会には約200人が参加。勝利の瞬間には全員が立ち上がり、大歓声で祝福した。
会場には小学校時代のチームの後輩にあたる子供たちや市民らが集まり、木村が得点を上げるたびに「さおり」コールが上がった。試合後は「銅メダルおめでとう」の幕が掲げられた。
木村の母、朋子さん(47)は涙を拭いながら「苦しいこともたくさんあったと思うが、メダルを取れてよかった」と話した。滋賀県のバレーボールチームに所属する妹、美里さん(21)からも喜びの電話があったという。
木村を小2から小6まで監督として指導した土井垣泰明さん(65)は「調子が悪いように見えたが、レシーブもしっかりしていた」と教え子の成長に目を細めた。(共同)