世界遺産照らす光の競演 広島・宮島で水中花火世界遺産の厳島神社がある広島県廿日市市の宮島で11日、恒例の「宮島水中花火大会」が開かれ、観客が大鳥居と光の競演を楽しんだ。 今年は40回目。約5300発のうち、200発は空中に打ち上げられるのではなく、海に投げ込まれる。「ドーン」という音とともに水面から幾筋もの光が夜空に広がり、水面に浮かんだ神社の大鳥居を浮かび上がらせると、観客からは大きな歓声が上がった。 兵庫県赤穂市から来た会社員香山由多可さん(39)は「以前、妻と2人で見て感動したので、今回は1歳の娘に見せようと、また来ました」と笑顔で話していた。 【共同通信】
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