« 日韓戦に思うこと | メイン

IOC憲章違反なのです

2012年08月12日

 男子サッカー銅メダルマッチ、日韓戦は案の定荒れたゲームになりました。
 日本選手がボールを持ったりすると、韓国選手が猛然と走り完全に背後からタックルするのです
。表情がTV画面でアップになりますが、まさに血相を変えて襲うのです。
 審判がカードを切ると審判にも猛然と食ってかかり、日本選手が間に入ってなだめようとしても今度は日本選手にも声を荒げたりするのです。
 日本人の観客、TVの前の日本人にしてみれば、得体のしれない狂信的な興奮状態に恐怖すら覚えるのです。
 そしてついに恐れていた事態が起きました。
 「独島はわれわれの領土」という看板を、朴鐘佑選手が掲げ走り回ったのです。
 その結果は、IOC国際オリンピック委員会から、メダル授与の表彰式へ朴選手の出場禁止となりました。さらに今回の行為が意図的で政治的な行為であったと証明されたら、さらに重い処置が下されるでしょう。
 今回の出来事は、韓国という国と韓国オリンピック委員会の「オリンピック教育の不備」と指摘されています。オリンピックでは政治的な意思表明は認められてはいないのです。
 日本の場合も、JOC日本オリンピック委員会が、オリンピック選手に対して「オリンピック教育」を行います。禁止事項、服装規定など細かく定められているのです。
 少し前には、日本でも服装規定を「個人判断」した選手が問題を起こしたことがありました。
 勝負のモチベーションを、政治がらみにしてはいけません。
     

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.hokkaido-np.co.jp/mt/mt-tb.cgi/18803

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

(公開されません)
 
 

プロフィール

プロフィール

伊藤 龍治
1947年札幌生まれ。札幌啓明中では夏は野球、冬はスキー。旭丘高では夏はバスケット、冬はスキー。「スポーツ二毛作」実施者。早稲田大でスキー。日本初のアルペンサービスマン、世界初のジャンプワックスマンは自称ながら事実。スキーで4年おきの「骨折五輪」に3度出場。全日本アルペンコーチ。北海道新聞に「いい汗いい話」を12年半執筆。テレビ、ラジオ、講演などスポーツジャーナリストとして活動中。

ブログ内検索

カテゴリー

最近のエントリー

コメント




トラックバック

バックナンバー