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'12/8/10

本通電停15年ぶり改修へ




 広島電鉄(広島市中区)は、中区の繁華街にある路面電車の本通電停を、15年ぶりに改修する。1日8千人が利用し混雑することもあるため、幅と長さを拡大する。9月に着工、来年2月上旬の完成を目指す。

 上下線の電停を改修。ホームの長さは31・9メートルから37・5メートルに延ばし、幅も1・3メートルから1・6メートルに広げる。屋根は現在の2・5倍の36メートルに延長し、ホームのほぼ全体を覆う。

 さらに、電停へのスロープをより緩やかにし、壁面はガラス張りにする。総事業費は8100万円。

 本通電停には平日は上下線に各293本の電車が停車。電車を待つ人が、ホーム上からはみ出ることもある。同社は「乗客の安全を確保し、ベビーカーや車いすでも利用しやすくする。他の電停も順次、改装を進めたい」としている。

【写真説明】買い物客たちの利用が多い本通電停




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