嵐　読者が選ぶ“行ってみたい”“また行きたい”LIVEで第1位！

　オリ★スタ読者500人が選ぶ「行ってみたいLIVEランキング」、「また行きたいLIVEランキング」の2部門で1位を獲得した嵐。5年連続の国立霞ヶ丘競技場でのライヴ“アラフェス”の開催が決定、さらには今回ファン投票によって選ばれた楽曲でステージを構成するという初の試みも発表されるなど、常に進化したパフォーマンスを見せ続ける彼らのライヴへの想いに迫ってみた。

■ファン投票は「チャレンジ」と「感謝」
　国立ライヴはコンビニ店員のシフトにも影響!?

――今回、嵐が読者が選ぶ『行ってみたいLIVE』『また行きたいLIVE』の2部門で1位に輝きました。このランキング結果についての感想からお願いします！
櫻井　もちろん、うれしいです。（ライヴは）毎年、デビューからずっと回数を重ねてやってきているし、それでもまた観たいって思ってもらえてる。でも不思議だよね。行ったことないけど、「行ってみたい！」　って言ってくれるのって。DVDとかを観てってことなのかな。

――読者からの声では、“DVDを観て行きたくなった”という感想がやはり多かったです。
櫻井　なるほど。個人的には、特に国立（霞ヶ丘競技場）とかはDVDでは伝わらない部分も多いと思ってるのね。日の暮れゆく様子とか温度とか空気感とか、国立は、いわゆる他の会場でのコンサートとは違う部分があるから。演出やセットリストとはまた別のところで。それでも、DVDを観て国立に行ってみたいと思ってくれてるんだとしたら、すごいうれしいよね。DVDを出してよかった！って（笑）。
松本　どっちも1位っていうのがうれしいよ。“行ってみたい”と“また行きたい”と。だってさ、1回行ったけど、もういいやって言われる可能性もあるわけじゃない？　逆に、行ってみたいという人よりも、リピーターが多いケースもある。その両方で多くの人が名前を挙げてくれたのがうれしい。
大野　国立なんか、雨降るかもしれないのにね。実際に雨を経験した人も、“また観たい”って思ってくれてるのがうれしい。だって、雨降るって、風邪ひくかも知れないんだよ？
二宮　いやいや、そんな（笑）。
櫻井　“風邪をひくかも知れないけど行きたいLIVE”アンケートじゃないから！（笑）。
二宮　ホント、ごめんなさい！
大野　ハハハ。でもね、うれしいよね。明るいうちから始まってね、日焼けしちゃうとかもあるし。
松本　長いっすか!? 長すぎますか!?（笑）。
櫻井　“日焼けしちゃうかもしれないけど行きたいLIVE”アンケートでもないから！（笑）。
二宮　大丈夫、そこは大丈夫だから！
大野　そう？大丈夫？

――（笑）。二宮さん、相葉さんは？
二宮　1位っていう結果もうれしいけど、やってる僕らも楽しいですからね。それが伝わってくれたんだなっていうのがわかって、うれしかったです。
相葉　ホントですよ。だから、そう思ってくれた人には、ぜひ実際に来て欲しいです。
松本　それが、なかなか行けないという話も耳にするんですよね。
相葉　でもがんばって欲しい！ 辿り着いて欲しい!僕も応援するから!!
櫻井　俺はここで待ってるから！ ってこと？
松本　ボスキャラみたいになってるな（笑）。
二宮　でも待ってるんだよね？（笑）。
相葉　うん、俺は待ってる！

――そして今年は“アラフェス”という、リクエスト中心のお祭りを開催します。そのコンセプトを決めた理由は？
松本　今まで、僕ら4回国立でやらせてもらって、今年が5回目になるんだけど、本当にたくさんの人に応援してもらったからこそ、こうしてコンサートができるんだよね。だからこそ、今までやったことのないことでチャレンジしたいなと思っていたし、感謝の気持ちを込め、みんなが聴きたい曲を形にできたら、より楽しめる要素が増えるんじゃないかと。今までに観て、聴いて、好きな曲だからっていうのもあれば、今まで観たことないから聴いてみたいっていうのと。
相葉　あえてのね。
松本　映像化されてないから、観てみたいとか。
大野　楽しみだよね。うちらもライヴでやったことない曲とか結構あるから。そういうのを今回のリクエストがきっかけでできたらうれしいし、新鮮な感じになると思う。
二宮　すごいよね。だって、7万人近くのプロデューサーがいるわけですよ。

――投票するファンも本当に楽しめる、ワクワク企画ですよね。
櫻井　智くんが言ったように、俺らもコンサートで踊ってない曲、フリがついてない曲も存在するからね。そういう曲が入ってきたら、また新たな楽しみになるんじゃないかな。

――最後になりますが、ズバリ、嵐にとってコンサートとは!?
相葉　応援してくれている人たちの姿が見られる場っていうのは、すごく大きい。肌で感じられる場所ですよね。終始テンションは上がってます！ずっと上がりっぱなしですよ（笑）。
大野　ファンと、こう確認じゃないけど、唯一、生で接することができる場だから、すごい大切だよね。テレビとかだと編集することもあるけど、ライヴはないから。ずっと見られてるから、ちょっと恥ずかしい部分も……あります（笑）。
二宮　あるんだ（笑）。
松本　13年やっててもね（笑）。
櫻井　支えてくれてる人たちがこれだけいるんだって、実感できる場だからね。こんなお子さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもいる！ って。これからも、大切にしていきたい場です。
二宮　僕らにとっても、何ヵ月も前から考えて作っていくものであり、すごく大事なものですよ。最近、感じたのは、僕らが思う以上にいろんなところに影響してるんだなってこと。この間、街で声をかけられたんだよ。国立の近くのコンビニで働いてるっていう男の人に。
櫻井　へぇ〜。なんて？
二宮　「いろんなものが売り切れるんですよ」って。普段売れないものまで、売れていくのが楽しくてしょうがなくて、「僕は嵐さんのライヴが決まると、絶対その日にシフト入れてもらうんです」って。
松本　俺、いっそがしいなぁ！ っていうこと？（笑）。
二宮　そうそう。


Profile
あらし。大野 智、櫻井 翔、相葉雅紀、二宮和也、松本 潤による5人組。99年11／3にシングル『A・RA・SHI』でデビューを果たす。9／20（木）、9／21（金）に国立霞ヶ丘競技場にてコンサート『アラフェス』の開催が決定している。

当インタビューはエンタテインメント情報誌『オリ★スタ』8／27号（8／10発売）に掲載。誌面ではさらにインタビュー、写真などたっぷり紹介していますのでお見逃しなく！