ロンドン五輪の金4個など五輪通算金メダル数18個、メダル総数でも22個という史上最多記録を持つ「水の怪物」マイケル・フェルプス(27)が「プールの中でおしっこしている」と、とんだカミングアウトをして大波紋を呼んでいる。
五輪史上最高のスイマーで国際水泳連盟から特別表彰を受けたフェルプスが、引退宣言と同じくらい衝撃度の高い発言で最後を締めくくった。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のインタビューに答え「みんなプールの中で用を足してる。2時間も水の中にいるんだから、わざわざトイレまで行かない。塩素があるから殺菌してくれるよ」とさらりと言ってのけたのだ。
そもそもこの告白の発端は、チームメートの背泳ぎ選手ライアン・ロクテ(28)が3日、生放送のラジオ番組で「いつもしてるよ。ロンドン五輪でも? うん、もちろんレース中ではないけど、ウオームアップのときにしたよ」と放尿体験を明かしたことだった。
男子はともかく、女子がそんなことをするはずがない!と思いきや、元女子競泳米代表のカーリー・ギール氏は「トップ選手の100%はプールの中でおしっこをした経験があるはず。レース中なら平泳ぎで、他の泳法だと難しい」と“具体的に”説明した。
この話を聞いた日本の水泳関係者は「なんだかみんなおしっこをしているみたいで、イメージが悪くなる」と眉をひそめる。イメージも大事だが衛生面は大丈夫なのか?
プール施設の安全管理・指導を行う公益社団法人・日本プールアメニティ協会は「塩素で消毒されているので大丈夫。過去に問題が起きた事例もない。ただ尿や汗、脂に含まれるアンモニアと塩素が結合し、クロラミンが生成される。クロラミンは塩素臭や目の痛みを招く原因になる」とコメントした。
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